思った以上に、『Love by Chance』と比較する比重が高いので、先に、『LBC』を取り上げればよかったかな・・・、とちょっと後悔。
でも、時系列では、こっちの方が前のお話なの。
さて、↓このご注意、やっぱり今回も出番です!(笑)
以下の内容は、成人を対象としています。
暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。
本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『TharnType the series』
【Ep02】(1/4)
前回のおさらい
大学に入り、所属するサッカー部でも活躍し、父親からの勧めではじめた寮生活も順調で、理想的なスタートを切ったType。そんなある日、高校時代からの親友Technoから、ルームメイトのTharnがゲイであると聞かされる。
昔から、ゲイを憎んできたTypeは、直接、Tharnに確認をすると、事実だと認めるTharn。
同居解消のために、寮の管理人に泣きついたり、部屋を交換してくれる寮生を探すものの、見事にうまく行かず。自分は何も悪いことはしていない、と、Typeからの理屈に合わない抗議を無視するTharn。
結局、Tharnが自らの意志で出ていくように、Tharnの留守中、部屋をメチャクチャにし、幼稚な嫌がらせをするが、しっかり、やり返される(笑)
そんな折、嫌がらせのつもりで、部屋で開いた飲み会で、かなり酔っぱらってしまったType。結局、Tharnのベッドで眠り込み、親友のTchnoが起こそうとしても、目を覚まさない。
その晩、「お前が始めたんだからな」と挑戦的な目をしたTharnが、眠っているTypeにキスをしかける。
~翌朝~
シャツは前ボタン全開、しっかり首元にキスマークまでつけられたTypeがTharnの腕枕で眠ってる。
Tharn「おい、Type、起きろ。お前、一晩中、俺の腕で眠ってたんだぞ。もう痺れて麻痺してるよ。」
声をかけられて、寝ぼけながら、寝がえり、Tharnの肩に抱き着いちゃうType。(笑)
あら、なんて可愛らしい。
でも、さすがに、これをされちゃうと、もろもろ我慢のきかなくなりそうなTharnさんが、Typeを起こします。。
しかも、Tharnさん、あなた、上半身裸なんじゃありませんか?
せっかく気持ちよい人肌に触れ、微睡んでいるところに、無理やり起こされ、不愉快に眉をひそめるType。
Tharn「俺の肩を掴むなよ。痛いぞ」
至近距離で、目があう二人。。
なんとも嬉しそうなTharnと、驚愕するType。。。
あ~~~、よくある奴。私の好きな光景(笑)
Tharn「なに、そんなショックを受けた顔してんだよ?お前が、昨日の晩、俺のベッドを占領したんだぞ」
Type「お前・・・俺・・・ベッド・・」
断片的に、耳に入ってきた言葉を口にしながら、視線は、Tharnの上半身(笑)
Type「お前、裸じゃん!」
微笑むTharn。
Tharn「昨日の晩、お前と俺は・・・」
「バカなこと言うなよ!」と後ずさったまま、ベッドから落ちるType。
シャツの前を押さえながら、「Tharn、お前、最悪だな!くそったれ、変態」と罵るType。
おかしくて、たまらないTharn。
いや~、この身体が普段は服に隠されてるのかぁ・・・・。
その時、コンコンコンコンと部屋がノックされる。
「どうかしたのか? 大丈夫なのか?」
おそらく、隣室のP'Khluiかな?(笑)
固まるType。
Tharn「昨晩、俺とお前に何が起きたのか、話してほしいなら・・・」
Type「やめろ!」
慌てて、自分のベッドにもぐりこむType。
Tharn「お前って・・・びっくりするほど臆病なんだな」
・・・と言われて、黙ってられず、布団から出たTypeの顔は、尋常じゃないほど凍り付いていている。
Tharn「お前・・・泣いてるのか?」
Type「泣いてねぇよ」
さすがの、Tharnも、若干引いてます。
Type「どうやって、お前のベッドにいることになったんだ?」
すでに、その時点から記憶がないのね。
Tharn「お前が自分で上がったんだよ。」
Type「嘘言うな!」
Than「俺がお前をベッドに引きずり込んだとでも?」
Type「それは・・・俺は酔ってたから・・・。」
Tharn「もし、お前が自分のベッドで寝てたら、なんで(わざわざ)俺のベッドに移動させる必要があるんだよ?それなら、お前のベッドでやるだろう?」
Tyep「おまえ、なにした?」
Tharn「自分の身体に聞いてみろよ」
うんざりした様子で、ベッドから出て、バスルームに向かうTharn。
一人になり、慌てて、確認するType。
Type「くっそ!ケツが痛い。いや、それはベッドから落ちたからだな。ああ助かった・・・」
怒りがこみ上げるType。
Type「おい、Tharn。よくもだましたな!やりかえしてやるぞ」
今度は、急いで、クローゼットを開け、鏡を見るType。
首元のキスマーク発見!
Type「蚊に噛まれただけだ!忌々しいキスマークかなんかじゃない!」
アサイチも思ったけど、どうみても、Tharnさんの想いのこもった、くっきりキスマークだと思います。。
振り返り、「Tharn、お前、ぶっ殺す!」
~サッカーグラウンド~
Techno「おい、おまえら二人!俺らが上級生になった時には、俺に投票するのを忘れるなよ」
へぇ、1年生の時から、キャプテンになりたかったんだ(笑)
チームメイト「なんの投票だよ?」
Techno「チーム・キャプテンだ!」
大丈夫、心配しなくても、来年か2年後(?)は、Typeから譲られ、キャプテンになって、すっごく可愛い後輩から、しょっちゅう、たかられるから・・・(笑)
チームメイト「お前、本当に(キャプテンに)なるつもりかよ・・」
・・・とそんな話をしている時に、怒りのオーラで真っ赤っかな、Typeがやってきました。
Type「ノー!!(怒)」
何を言われるか、十分わかっているTechnoくん。
後ずさりしながら、チームメイトに、「あ~、Type。こいつ、俺の友達なんだよ」といらぬ説明をしてます。。
Techno「おい、気を楽に~。落ち着けって!な? 頼むよ!」
それが合図だったかのように、追いかけるTpeと、逃げるTechno。
Type「これが落ち着いていられるか?」
チームメイトを盾にして、Typeの攻撃をかわすTechno。
Type「みんなおまえのせいだからな? ひとでなし!お前、昨晩、俺を見捨てただろ。 本当は俺に何が起きた?」
それを聞いて、好奇心のほうが勝っちゃったTechno。(笑)
Techno「まさか、おまえら二人もう・・・なんて言うなよ。」
Typeの反撃を喰らいそうになり、慌てて、「止めろ、止めろ・・・」と、チームメイトの背中に隠れるTechno。
と言いつつ、ついつい、股間というか下半身に視線が・・・(笑)
Techno「俺、この件に関しては関係ないぞ。お前が、あいつのベッドに乗っかったんだから」
そこまで聞いて、さすがに、おまえら、何の話してんだよ、と去っていくチームメイト。。。
Type「本当に、俺が奴のベッドに乗ったんだな?」
Techno「ああ、そうだよ。俺が、何度も引きずりおろそうとしたのに、お前、びくともしなかったんだからな。俺の失策じゃないって、これだけは言えるぞ」
ま、そうね。
ちょっと、分が悪いType。
Techno「それに、ちょうど寮の門限だったんだ。もし、あそこで寝てたら、俺、お袋に殺されたよ。いいから、そこで止まれ! この件で何が起きようと、それは、お前のせいだぞ。誰と一緒にいるのか、わかってて、酔っぱらったんだからな」
・・・口で叶わないと、手が出ます。(笑)
後頭部を叩かれ、頭を押さえるTechno。
Type「つまり、どうであれ、今朝、俺が味わったあの地獄は、お前が俺に置き去りにしたせいだ」
Techno「だから、置き去りにしてないって。。。それで、一体なにがあったの?」
Type「ノー!(怒)」
Techno「どうやって、切り抜けたんだよ?」
Type「信じようと信じまいと、俺はそうしたんだ」
Techno「じゃ、Tharnは本当のことを言ったんだな。。」
Type「どういう意味だよ?」
Techno「おちついて、俺の話を聞けよ、いいな?昨晩、俺は、お前に何もするなって、あいつに頼んだんだよ。そしたら、奴は、酔ってる人間には何もしないって言ったんだ。だから、(視線を下半身にむけて=お前のあそこが無事だっていうなら)ああ、奴の言ったことは本当だったんだなぁ~ってことさ」
Type「畜生!」
Techno「なんで、まだ、怒ってるんだよ?」
Type「あいつは、自分のベッドに飛び込んでくる人間は誰もが喜んでるに違いないとか、言いやがったんだ。もし、昨晩のことが本当なら、それって、俺が望んでしたって意味だろ!そんなのありえない!」
Techno「ああ、もう忘れろって。済んだことだ。実は、お前にグッドニュースがあるんだ」
Type「なんだよ? 俺は、Tharnに会ってから、良かったことなんて一つもないぞ」
Techno「ああ、これは、本当だって。俺、お前と部屋を替わってもいいっていう奴を見つけたんだよ」
Type「誰?」
いかにも不審そう。。。
すぐさま、飛びつかないところが、Technoをわかってる(笑)
Techno「おお、Champ! こっちだ。こっちにこいよ」
Techno「こいつだよ。お前と部屋を交換してもいいって了承した唯一の奴だ」
Champ「ああ、俺も部屋を替わりたかったんだ。別に、俺のルームメイトが悪いとかそういうんじゃないが、ただ、勉強マシンみたいな奴なんだよ。奴が一晩じゅう、勉強してるせいで、俺、眠れないんだ。それで、部屋を替わりたいってわけ」
全然、喜んでいるように見えないType(笑)
Techno「じゃ、俺と相談してから、寮の管理事務所に行って・・・」
Type「気が変わった」
???
首をひねるTechno。
Type「(Champに)俺と部屋を替わってくれるつもりになってくれて、感謝するよ。でも、俺、ルームメイトとの間で、カタをつけなきゃならないことがあるんだ。時間を無駄にさせて悪かったな」
Champ「ああ、わかったよ。もし、また、気が変わったら、いつでも言ってくれ。じゃあな」
あら、寛大なChampさん。
Techno「一体、どうしたんだよ? せっかく手伝ってやったのに」
Type「もし、俺が出ていけば、戦いに負けたことになる。出ていくべきなのはあいつだ、俺じゃなくて!」
ここでは、負けず嫌いだってことにしておこうか・・・。
Techno「でもさ、お前の恨みは、お前の処女が危険にさらされてるってことじゃなかったの?」
逃げ出すTechnoを更に威嚇するType。
~高校~
きゃ~~、待ってたよ。Kla(LBCのMarkくんことシワットが再登場)の登場よ。
でも、ゲスト扱いなんだよね(涙)
Kengkla「で、P'noはどうしてる?」
きゃ~~、この頃から、P'no一筋(笑)
もう、うるさくてすみません。。。
でも、やっぱり、Technoのことは、P'noってついつい、脳が変換しちゃう(笑)
私にしてみれば、ヘタレなキャプテン、P'noだから(笑)
Technic「兄貴? ああ、元気だよ。遅くまで、サッカーの練習してるよ。チームのキャプテンになりたいらしいよ」
弟のTechnicくんは、(LBCとは)別の人よね?
Kla「チームのキャプテンになるなんて、すごいじゃん」
苦笑するTechnic。
ま、弟からしたら、なんとでも言えよ、って感じでしょうね。
靴ひもがほどけて、結んでいるときに、後ろから来た学生がぶつかり、ごめんと言いながら、目も合わせずに、通り過ぎていく。
Kla「なんだ、あいつ? 」
Technic「知ってるやつ?あいつがいくところを突き止めるべきか。」
Kla「ああ、また、だれかが、あいつを迎えにきたみたいだな?」
Technic「誰と話してるんだ?」
車から降りた男性と、なにか話をしている学生。
Kla「お前にぶつかった奴って、フランス語コースの学生じゃないか。いつも、誰かが迎えに来てるよ。でも、あいつ、たしか、去年、休学したはずだけど・・・」
Technic「なんで、知ってんだよ」
Kla「さぁな。俺、興味ない」
Technic「は?」
Kla「俺が興味あるのは、P'noだけ」
Technic「お前、マジでゲスだな。お前の関心は、俺の兄貴のケ〇だけか?」
Kla「(P'noの)写真送ってくれたら、お前の望みをなんでもきくぞ」
Technic「お前、俺をわかってるなぁ」
笑い合う二人。
変わんな~~い(笑)
そして・・・さきほど、TechnicとKlaが話題にしていた二人も登場です。
Tum(兄)とTur(弟)ですが、この2人も、LBCの時とは、配役が違います。
あはは、このおうちって、いろんなBLドラマに出てくるよね。
私が見た最新のは・・・Kaoのおうち(Dark Blue Kiss)です。 ← 扉とか階段が、全然違ってた!私はどこを見てたのかしら。
よくよく見たら、タムターハウス、LBCの時と同じおうちかも。
~Tum&Turの家~
Turがカギを開けていると、Tumの電話に、ママからの着信が。。
Tur「じゃ、僕、先に部屋に言ってるね、P'Tum」
Tum「OK」
Tum≪ハーイ、ママ。うん、ちゃんと面倒みてるよ。心配しなくて大丈夫だって≫
夕食を準備したのは・・・Turかな。
Tur「ほら見て」
Tum「へぇ~」
Tur「急いで、味見して。おいしいかそうでないか、知りたいんだ」
Tum「いつもどおり、旨そうだよ。でも、正直、味に関してよくわかんないんだ」
一口、運ぶTum。
心配そうに、「どう?」と訊ねるTur。
フォークを置き、水を飲むTum。
Tur「そんなにまずい?でも、前回どおり、ちゃんとレシピに原則に作ったんだ。もしかして、ソースが多くかけすぎたのかな?」
笑い出すTum。
Tum「冗談だよ」
それを聞いて、安心したように笑うTurの頭を、ポンポン、と優しく触るTum。
Turの部屋の前に立つTum。
ホテルみたいな≪起こさないで≫の札が掛けられている。
引き返し、自分の部屋に入るTum。
部屋の中では・・・(壁には、不気味な絵が一杯貼られてる。。。)
かなり病んでいる状態のTurが、膝を抱えて泣いていました。
理由は、LBCを見ている方はご存じだとはおもいますが、時系列に見て、このドラマのほうが、もっと詳細が出てくると思うので、ここでは伏せますね。
~食堂~
ぼんやりしているTharn。
友人のLhongが心配そうに見てます。
Lhong「なに、ぼ~っとしてんだよ、Tharn?」
Tharn「なんでもないよ。ただ・・・・何食べようかなって考えてたんだ」
Lhong「別にいいよ。なんでも好きなものを食べればいいじゃん。世界の飢餓問題を考えてるみたいな顔するの、止めろよ。それか・・・元カレの誰かとなにかしたいのか?」
Tharn「よせよ。・・・俺、新しいバンドの編成にストレスを感じてるんだ」
Lhong「おい、新しいメンバーを探すために、どれだけ費やしたと思ってるんだよ。あとはベーシストとギタリストが足りないだけだ。あ、そうだった。俺、この動画を見つけたんだ。お前、Song(ソン)って奴、覚えてるか?」
携帯で動画を見せるLhong。
Tharn「Song?」
Lhong「ああ。あいつ、俺たちのことを、自分の“アイドル”だって言ってただろ」
ああ・・・とようやく、思い出したTharn。
Lhong「あ、これが奴だ。こいつのギターの腕、なかなかだと思うんだよ。俺たちのバンドのオーディションに誘おうと思ってるんだけど、お前、どう思う?」
Tharn「いいんじゃないか。俺も、彼はうまいと思うよ。お前にまかせるよ」
Lhong「わかった。日時が分かり次第、知らせるよ」
Tharn「じゃ、俺、飯、買ってくる」
~TharnとTypeの部屋~
バスルームから出て来たType。
Tharnの机の上に置かれた食べ物が入った袋に付箋が貼られてる。
Type「≪俺のものに触るな!≫だと? ふん、今朝、お前がしたことの仕返しだと思え!こんなの、ただの安物のつまみじゃん」
自分も付箋に何かを書き込むと、壁に貼り付け、袋から、缶ジュースやらお菓子を取り出し、食べ始めるType。
あげく、お菓子の粉を、Tharnのベッドにまき散らす。。。
Type「もし、腹が減ってるなら、ベッドを舐めろ、ルーミー」
そして、さっさと自分はベッドに入って寝てしまう。
【Ep02】(2/4)
部屋に戻ってきて、Typeの付箋に気づくTharn。
≪食べてやったぞ。それがなにか?≫
袋の中を見て、溜息をつくTharn。
Tharn「なんで、こんなことするんだよ?」
声をかけると、身体を起こすType。
Type「俺が何したって? 何もしてないぞ」
Tharn「おまえじゃなければ、誰がやったんだよ」
Type「なんだよ、俺はしらないぞ。いいがかりやめろよ、くそったれ!」
そう言って、Typeがバスルームに入ってしまうと、その付箋を見ながら、微笑むTharn。
そう、なんでもいいから、反応があるほうがいいんだよね。。。
ちゃんと、引き出しの中に仕舞われた付箋メモ。
こちらも、思い出の品は、なんでも取っておく派なのね。。。
~ベランダ~
洗濯物を干しているType。
ピコン。
メッセージの着信に気づき、携帯を取り出すType。
Teamからかな。
≪消す前に見ろよ≫
あ~~~、Tharnのビデオ?
≪なにを送ったの?≫
これ誰から?
≪あら、私のこと、女性だと思った?≫
うん、アイコンが女子になってるんだけど?
グループでのやり取りが続いてます。
≪すっげぇ刺激的な動画だぞ≫
≪代わりに、お前が送ったポルノは、面白くない≫
≪隣に、お袋がいるんだよ。もし、俺がこんなの見てるって知ったら、殺される≫
≪もっと、もっとくれよ≫
≪すぐ戻るよ。これ、最高じゃん。サンキュー、イケメン≫
「なんだよ、これ、相当すごいのか」
ここからは、Typeの超個人的なお楽しみのお時間と、カフェから戻ってくるTharnが、交互に描かれます(苦笑)
ベッドに入り、携帯片手のType。
何をしてるのか、わからないという、よいこの皆さんやお嬢様方は、ご覧になってないと信じます。
Tharnにまで、氷をシェイクさせるの、ちょっと悪趣味だわ(笑)
部屋に入ってきたTharn、すぐに、Typeが何をしていたのか、まるわかり。
フィニッシュしてて、まだ、よかったじゃん(笑)
Type「なに、笑ってんだよ!」
なにって、そりゃ、昼間っから、布団かけて、ベッドに座ってりゃ・・・(笑)
Tharn「へぇ・・・」
Type「なに見てんだよ。出てけよ!」
武士の情けって言わないか・・・タイじゃ。
いや、日本でも、このシチュエーションじゃ言わないか(笑)
Tharn「なんでだ?ここが共有の部屋だってこと、知るべきなのはお前のほうだろ。お前、俺にうんざりしてるんだろう・・・もしくは、俺に気があるか、だな」
Type「な・・なにを。俺は、お前と同じ空気を吸いたくないくらい、お前のことが大嫌いなんだよ。なんで、俺が、お前と部屋を分け合わなきゃならないんだよ。お前の親父は、子供の頃、愛してくれなかったのか? だから、男のあとを追いかけるようになったのか?」
さすがに、親の話をされたら、Tharn、キレました。
Typeに馬乗りになるTharn。
Tharn「親父を侮辱するな!」
Type「何するんだよ!」
Tharn「俺は、お前のくだらない行動に、もううんざりしてんだよ! Type!」
布団をはぎ取るTharn。
あ、パンツ履いてた。。。
Type「放せよ!」
うわ、結構、マジで、Typeの脚を開かせようと、掴んでるじゃん。
Tharn「蹴ってみろよ。俺、まじだぞ。蹴ろよ」
Type「俺は、放せって言ったぞ」
Tharn「なんで、お前の言うことをきかなきゃならないんだよ?」
Type「放してくれよ」
Typeの口調が明らかに変わってきて、少し怯えが入ってます。
Tharn「俺の親父を侮辱した傲慢なガキはどこいったのかな?」
Type「放せよ!お願いだから、放して・・・。傷つけないで・・。お願い」
呼吸が荒くなり、必死にTharnを押しのけようとするTypeだが、力がはいっていないのに気づくTharn。
「ごめんなさい。だから、僕を放して・・・」と泣きそうになるType。
Tharn「俺は、お前を落ち着かせたいだけだ。落ち着け・・・」
私、この時、不安定になったTypeを落ち着かせたいのかと思ってたら・・・違ったみたいね。(苦笑)
行為におびえてると思ったんだね。。。
少しずつ、手を下げていくTharn。
もう完全に、目を閉じて、祈るように「放して・・・」と繰り返すType。
ようやく、ここに来て、Typeの様子がおかしいことに気づいたTharn。
Tharn「お前、大丈夫か?」
Tharnの口調が変わったことで、ようやく、なんとか、Tharnを脚で押しのけることが出来たType。
Tharn「お前、なに、考えてんだよ、Type?」
Type「お前なんか嫌いだ!」
Typeにそう宣言され、怒って出ていくTharn。
自分を抱きしめるように、身を小さくして、泣き始めるType。
「大丈夫だよ、Type。」
自分で自分に言い聞かせるように、深呼吸をするType。
~大学の食堂?~
Lhongを呼びだしたTharn。
Lhong「どうしたんだよ?別に、なにか食いたいわけじゃないんだろ。俺がまだ、家に帰ってなくて、ラッキーだったな」
Tharn「悪かったな。部屋に、食べるものをストックしておくのを忘れたんだ」
微笑むLhong。
溜息をつくTharn。
Lhong「大丈夫か?」
Tharn「ああ、平気だ」
そういいつつ、貧乏ゆすりをしてるTharn。
Lhong「ああ、お前のために注文しておいたぞ。特に、食べたいものとかあるか?」
Tharn「いや、お前の頼んだ奴を食べるよ」
ふと、さきほどのTypeの様子が気になるTharn。
Type:お前なんか大嫌いだ!
心ここにあらずのTharnを心配するLhong。
Tharn「ごめん。Lhong。俺、行かなきゃ・・」
立ち上がるTharn。
Lhong「え? おい!おい、飯はどうするんだよ!・・・すみません。キャンセルしたいんですけど・・・その注文」
厨房にむかって、声をかけるLhong。
「遅すぎたわね」
ドン、とテーブルに置かれる2人前。。。(笑)
Lhong「僕が全部、食べます・・・2人前もある・・・」
~TharnとTypeの部屋~
真っ暗な中で、ベッドに入ったまま、悪夢にうなされながら泣き続けているType。
~回想~
「だめだ!そっちに行くな!」
なにかを縛っていた紐が解かれた椅子。。。
誰かの悲鳴。。。
「おい、Type!」
夢の中の、この声は、大人になったTypeが、自分で自分を止めようとしてるのね。
ボールを追って、廃墟に入ってきた男の子。
男が、男の子のまえにしゃがむ。。。
「こんなところで、何してるんだ? 坊主?サッカー、好きなのか?」
「うん」
「ボールが一杯のサッカー場を知ってるぞ。そこで、サッカーしてみたいか?」
「うん」
「パパ! ママ! 助けて! 助けて!」
椅子に縛られた男の子。
「おじさんと楽しいことをしよう・・坊主」
鍵を閉め、男の子に近寄り、自分のズボンに手をかける男。
******************
部屋に戻ってきたTharn。
「どうしたんだ? Type?」
問いかけに答えず、苦しそうに、涙をすすりながら、寝がえりを繰り返しているType。
さすがに驚き、ベッドの縁に腰掛け、ルームランプをつけるTharn。
Type「放して!放して! 放してよ!」
Tharn「Type、どうかしたのか?」
Type「お願い、助けて」
Tharn「おい、起きろって。起きろ、Type!」
必死に声をかけるTharnの声が届かないType。
Type「助けて・・・Tharn」
今、Tharnって言った?
Tharn「おい、目を開けろ、Type?」
Type「助けて・・・Tharn」
Typeの身体を起こし、抱きしめるTharn。
Tharnにしがみ付き、泣き続けるType。
背中をさすりながら、「大丈夫だ、Type、大丈夫だよ」と声をかけるTharn。
Tharn「俺はここにいるよ。お前と一緒にいるよ。大丈夫だ」
ようやく、我にかえったTypeが、目の前にいるTharnを突き放すと、ビンタする。
ショックを受けるTharn。
Type「ほっておいてくれ」
さすがに、声を荒げてしまうTharn。
Tharn「なんてことするんだよ? 俺は、お前を起こすのを手伝っただけなのに!」
涙を拭うType。
Type「だれが、お前に頼んだよ」
頼んだんです・・・あなたが。。。
無意識に。。
いえ、意識の奥底にある心の叫びが・・・Tharnを求めてたんです。。。← 言っちゃっていいのか(笑) いいよね?(笑)
あれは、今後のTypeの心の動きを、こころして見ててね、っていう制作陣からのガイダンスみたいなもの☀️です(苦笑)
Tharn「確かにお前は頼まなかったが、いい年をして、まだ、悪夢に怖がる男を助けたほうがいいと思ったまでだ」
Type「俺は、悪夢なんて怖がってない。何もしらないくせに、口出すなよ」
Tharn「じゃ、何を恐がってるんだ?」
Type「なにも!何も怖がってなんかない」
Tharn「そんなに泣いて、震えてるお前を見て、俺がそれを信じると思うか? 強がるなよ」
Type「別に、好きなだけ、強がったっていいだろ。でも、これだけは言っておくぞ。たとえ、死にそうになるまで泣いても、お前の助けだけはいらない!覚えとけ!」
Tharn「悪かったよ。立ち入りすぎたな・・・」
またしても・・・出ていくTharn。
Type「俺は・・・お前には助けは求めないよ」
震えを止めようと、自分を抱きしめるType。
~バスルーム~
あ、Tharnは部屋を出ていったんじゃなくて、バスルームにいたのね。
洗面台に向かい、顔を洗うTharn。
鏡の中の自分を見ながら、呼吸を整えるTharn。
★【Ep 02】前半(1/4&2/4) 雑感★
これは・・・辛いよね。
うかつに、どうこう言える問題ではなくて、本来、Typeが憎むべきは、ゲイではなくて、小児性○者だと思うんですが。。。子供にとってみれば、そんなこと、関係ないものね。。。
たぶん、Typeの最後の言葉は、「お前にだけは、助けを求めちゃいけないんだ」に近いのかな。。。って感じました。
トラウマとか、PTSDとか、言葉は世間に知られていても、実際に苦しんでいる姿を見ないと、心の一部が破壊されてしまった恐ろしさを共感することはできないし、たとえ、実際にその目で見ても、事情を知らなければ、今のTharnのように、なにかと結び付けて考えることすらできず、「この人、ちょっと変なんじゃない?」という見方をされてしまいがち。。。
1話の冒頭に、お父さんの強引な勧めもあって寮にいれられたってありましたが、今のTypeを見ると、結構、強気だし、スポーツも好きで、友達もいて・・・おそらく、事件後、精神的なケアや治療も含め、とても大切に、かといって、甘やかされずに見守られて、育ったんだと思うんですね。
でも、なにかの折に、息子が悪夢にうなされる様子を見て、すごく心配していたんじゃないかな。。
本当の意味で大人になる前に、親元を離すことで、乗り越えさせたい・・・っていう親心なのかな、と見てて思っちゃいました。
前半で、メンタル面での辛いことを先に終わらせようとしてるのかしら。
それにしては・・・なんか、コメディちっくなシーンとのバランスが悪いような。。。
あくまでも、2話前半ですけどね。。
LBC(Love By Chance)は見てるけど、このドラマは先走って、これ以降、先行視聴とかしてません。。
自分で英語字幕を訳しながら、見てます。
(このやり方で、ずっとやって来たので、これがいちばん楽なんです)
結構、そのあたりは、一発勝負な感想なので、人物認定や突っ込み、間違っちゃってるかもしれません。。気づいたら直しときます。(笑)