ここで、終わらせるのは、ドラマの王道ですが、みんな、来週まで無事に生きていこうね!

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い
 

3分割されてます。これは後半です。

前半未読の方、

【Ep 12】前編(1/4の途中まで) はこちらから。

【Ep 12】中編(1/4の途中~2/4&3/4) はこちらから。

 

 『 2gether The Series』 เพราะเราคู่กัน

 

【Ep 12】4/4

とうとう、本丸に切り込んだTine。

Tine「・・・・Pamは初恋の人なの?」

静かに、Tineの身体を剥がし、しっかりと目を見て、話をするSarawat。

Sarawat「そうだ。Pamは、俺の初恋だ」

覚悟はしていたとは言え、やっぱり、落ち込むTine。

Sarawat「友達から始まった。俺は、彼女に何も伝えなかった」

Tine「どうして?」

Sarawat「たぶん・・・お前にコンサートで会った時に感じたのと、Pamに抱いていた想いは同じじゃなかったんだろうな・・・。」

それだけ、Tineとの出会いが強烈だったってことよ!!

Tine「友情を失いたくないだけだったのかもしれない、だから、俺はただの彼女の影にすぎないんだ」

Sarawat「な、なんだって?一体、誰がそんな狂った考えをお前の頭に吹き込んだんだよ」

 

Tine「俺と彼女には、たくさん、共通点がある」

Sarawat「お前と彼女に?」

本気で呆れてますが・・・一応、続けます。。。

Sarawat「お前たちは、全然、似てないけどな」

Tineは真剣なんです。

Tine「俺、彼女のインスタを見たんだ。彼女は、ブルーハワイが好きだ」

思わず、笑ってしまうSarawat。

Sarawat「彼女は、コーヒーが好きなんだ。あの時は、コーヒーが売り切れてた。それで、ブルーハワイを注文したんだよ」

でも、一つ言っていい?

私なら、質問の答えよりも、それを、その1回きりの出来事をSarawatが覚えていることのほうに注目するけどね。

 

Tine「彼女は、ギターを弾くのがすきじゃん」

Sarawat「ああ、彼女はギターを好きで弾いてるよ。でも、お前は、最初は、俺に近づきたくて、弾いてただけじゃないか。」

Tine「“Scrubb”のことだって好きだ」

Sarawat「彼女は、いろんなバンドが好きだ。彼女は、Manがあそこに引っ張っていったせいで、あのコンサートに行っただけだ。それに、お前は、たった一つのバンドが好きな人間だろ。それにもっと重要なのは、Pamは正常に見えるが、お前は妄想人間だ。考え過ぎだぞ。リトルバッファロー」

ひとつひとつ、打ち消していくSarawat。

Sarawatに優しく頭を撫でられ、どうだ、これ以上、なにかあるのか、と見つめられると、ようやく、「ああ、わかったよ。悪かったよ。俺がバカだった」と謝るTine。

Sarawat「お前とPamの本当の違い、わかってるか?いつか、Pamは誰か他の奴のものになるだろうが、お前は・・俺のもので、俺だけのものだ」

Tineを抱きしめるSarawat。

微笑むTine。

これは、胃の痛みを忘れるね。。。

Tine「お前、一晩中、俺を見守ってたんだよな。俺が泣いてた涙を返せよ」

笑ってしまうSarawat。

Sarawat「へぇ、お前泣いてたんだ?今から、もっと泣かせてやるっていったらどうする?」

賛成、賛成、賛成、賛成!!(笑)

Tine「いい加減にしろよ。いっつも、よからぬことばっかり考えてるよな!」

 

びび:ばっかりでごめんなさい。。。ばっかりですみません。。。ばっかりで申し訳ない。。。

 

深いため息をつくTine。

 

Tine「あ、お前の練習はどうなの?」

Sarawat「ああ、Tempと友達を交換した。俺はお前ともっといたいんだよ」

Sarawatの愛情を受け取って、ちょっと持ち直したTine。

Tine「俺なら大丈夫だよ。練習に戻ってよ。俺も一緒に行くから」

Sarawat「本当だな?」

Tine「うん」

Sarawat「それならいいや。だめだぞ。そっちも俺が運ぶ。お前は、胃痛なんだから。重いものなんか持っちゃだめだ」

妊婦かよ(笑)

まぁ、いいか、似たようなもんだ。

 

しかし、なかなか、今回は手ごわいねぇ。

ただでは、進ませません。

次から次へと爆弾投下です。

 

床に落ちていたコードメモを拾い上げるTine。

Tine「これ、お前が書いた曲のコード表?」

Tineが拾い上げた紙を、ぱっと取り上げるSarawat。

Tineにしたら、もう不審の塊。。。

Sarawat「Tempのだよ。間違えて、もってきちゃったみたいだ」

そそくさと、自分のカバンにしまい込むSarawat。

明らかに、なにか隠そうとしているSarawatの姿に、もう、固まるしかないTine。


さっきまでのは、なんだったんだよ~~~ぉ。(涙)

もう秘密はないんじゃなかったのかよ~~~ぉ(涙)


Tineの目を見ようともしないSarawat。

Sarawat「さ、行こうぜ。遅れたくないよ」

さっきまで、行かなくてもいい、お前の側にいたいとかなんとか、言ってた人が、目の前で豹変しました。

Tineの胃に、赤信号がともったみたいに見えるよ。。。

 

音楽棟の下に来たSarawatとTine。

待ち受けていたPam。

Sarawat「Pam、なんで、ここにいるんだ?」

Pam「だって、ギターの練習するんでしょ」

Sarawat「練習は明日だろ?今日は、ずっと(バンドの)練習をしなきゃならないんだ」

Pam「でも、もう来ちゃったんだもの。テスト用の曲についても少し話し合う必要があるでしょ」

ここまで、Tineを徹底的に無視する理由が・・・なかったら怒るよ!

あきらかに、隣のTineを気遣って、何も答えないSarawat。

Tine「先に彼女と話をすればいいよ。練習時間まで、30分くらいあるだろ・・・。俺が、練習室に運んでおくよ」

優しいTine。。。

自分の気持ちより、頼っているPamを無下にできないSarawatのことをちゃんとわかってるんだよね。

Sarawatの荷物まで持って、一人で2階の練習室に上がっていこうとするTine。

決して、肩幅狭くないはずのTineですが、このなんともいえない頼りなさげな感じ・・・に、感心するわ~。

 

Sarawat「悪いな・・・」

 

嬉しそうなPam。

Tineがいなくなるや、一歩、Sarawatに近づき、

Pam「私、すごく興奮してるのよ。あなたが私のために書いてくれた曲を聴きたいわ」

 

荷物を持って、練習室に入ってきたTine。

ギターケース2つを立てかけ、Sarawatのカバンも置いたものの、すぐさま、さきほどのコードメモをカバンから取り出す。

 

ギターを取り出すと、そのコードメモをもう一度、見つめるTine。

 

練習室にあがってきたSarawatとPam。

Pam「そんなに、曲を書くのは大変なの?」

Sarawat「歌詞がまだ、完成しないんだ」

Pam「わかるわ。曲を書くのは、簡単にはいかないわよね・・・」

頷くSarawat。

Pam「私がどういったコンセプトのものを望んでいるのか、あなたの役に立つように、説明したほうがいいかしら」

本当は、聞くべきじゃないって思ってるでしょ。


Pam「私・・・私は、二人の親しい友人を表すラブソングを望んでるの。二人は、とても親しくて、そして、彼らは、ずっと彼らの関係を当然のものだと思っていたの・・・。」

 

そのコードメモを見ながら、ギターを弾きはじめるTine。

 

Pam「ある日、片方に新しい親友ができて・・・二人は、今まで一緒にしてきたことでさえ、できなくなってしまった。その時、彼女は彼女の友人のことをどれほど愛していたのか、気づくのよ。彼女は、友人を取り戻すためなら、何でもするつもりなの」

Sarawat「お前は曲のことを言ってるんじゃない。俺たちのことについて言ってるんだろう」

Pam「・・・・そのとおりよ」

 

~回想~

Sarawat:お前は、恋に落ちたことがない人間にも、ラブソングをかけると思うか?

Tine:ラブソングを書いてるのか?

Sarawat:まぁ・・・そんな感じ

 

よりによって、思い出しちゃったのね。

なまじ弾けるようになったからね。

 

Tine:わかった!曲を書く経験がしたくて、俺を助けることを同意したんだな?

Sarawat:そんなふうに思うのか?

Tine:合ってるだろ?

 

辛さと比例して、胃も痛くなってきたよ。

 

先ほどの階段で

Pam:私、すごく興奮してるのよ。あなたが私のために書いてくれた曲を聴きたいわ

階段を昇りながら、聞こえて来たPamの声に気づき、振り返っていたTine。

なにも答えず、Pamを見て微笑んでいたSarawatを見てしまう。

 

もう、どう考えても、自分の考え過ぎだなんて思えないTine。

練習室を出てくると、

Pam「以前の私たちに戻ることはできないの? あなたを愛してるの・・・」

Sarawatを抱きしめているPamの姿が目に飛び込んでくる。

 

呆然と立ち尽くしているTineに気づくSarawat。

深い悲しみをたたえながらも、なにか言ってくれるんじゃないかと、最後の期待をこめて、Sarawatを見つめているTine。

Pam「あなたも同じ気持ちだって、わかってるわ・・・」

Sarawatが、Pamを離そうと、肩を掴んだところで、耐えきれなくなったTineがその場を離れていく。

 

誰も人がいない階段の下まで来て、壁を叩くTine。

Tine「なんでだよ!」

声をあげて、泣き続けるTine。

 

 

★【Ep 12】後編(4/4 )雑感★

私も、Sarawatにジリジリとしながら、見ていたうちの1人ですけど、最後のTineの、単なる涙を流すという行為を遥かに越える慟哭に、これは、荒れるな・・・と思ったら、案の定(笑)

来週が最終回でよかったのかもね。

SarawatとPamに対して、感情的なクレームを寄せているだけじゃなく、すごく冷静に分析してる人も多いような気がします。

これが2~3週続いてたら、大変なことになってたよ(苦笑)

 

今回のTine演じるWin君の泣きの演技は、ちょっと予想してたので、あの新人演奏会の後の涙ほど、衝撃ともらい泣き度は高くなかったものの、それでも、やっぱり、すごかったよね。

 

なんか、呑気に、「NEXT WEEK」とか出て、来週の予告めいたものが流れていますが、最終回です。

1時間かそこらで、全部を回収して、終わらせられる気がしない。

でも、終るんだよね。

 

そう、Ep12は、「きちんと終わらせる」ということの前哨戦なのかなっていう気がしました。

SarawatとPamの高校生活の詳細は出てきてないですが、おそらく、とても仲のいい「友達以上恋人未満」って感じだったんでしょう。

それも、Pamのほうがかなり、意識していたはず。

周囲もわかっているから、特に、手を出してくる人もなく・・・・、結局、そのままの状態を維持。

ある日、Sarawatは、Tineとの劇的な出会いによって、今までの恋愛感情が本物ではなかったことに、がっつり気づいてしまった。。。

Tineを探すことに夢中になり、“Scrubb”のコンサートに行きまくり、Pamのことなど、はっきり言って、頭から消え失せて・・・そう、相手の気持ちもわかっていたにもかからわず、「初恋」を終わらせることなく、放置してしまった罪悪感のようなものが、Sarawatにあるとしたら・・・。

約束していた曲をプレゼントすることで、終らせたいと考えていたとしたら・・・。


そして、本来、捧げたいと思っていたラブソングを、ひそかに、Tineに準備していたのだとしたら・・・。


おそらく、Tineを煩わせることなく、自分の手で終結させられると思っていたんでしょうが、Tineの鋭い“女の勘”や、Pamの捨て身戦法を前に、退路断たれたSarawat。

そりゃ、恋愛初心者なんだもん。

こんな高度な技、無理にきまってるじゃん。。。

でもね、恋愛初心者だけど、今までが凄すぎたんだよ。

どこで覚えて来たの、そんなセリフや仕草・・・のオンパレードで。。。

 

だから、「キャラ変した」とか言って、みんなに怒られちゃうんだよ。。。(苦笑)

 

これ以上、悪い方向に考えたくなくて、みんな、今、息をひそめて、来週の、最後の金曜日を待っているの。

 

★【Ep 13】前編(1/4 )に続く★

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

~おまけ~

再生回数増加を願って、微力ながらお手伝いです。

GMMTVの公式チャンネルの本編と、リストリンクを貼っておこうと思います。

面白そうだなぁと思われたら、

https://www.youtube.com/playlist?list=PLszepnkojZI4ecxfKfnFPZfU4O5YtAQyx

こちらの動画リストより、ドラマ本編および番外編の視聴可能です。

 

https://youtu.be/pOA9VDN9_Mc