あんな、ただのまっすぐな(Tineの)抱き枕でも、使いようで、ドキドキさせられるんだ(笑)
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
『 2gether The Series』 เพราะเราคู่กัน
【Ep 06】1/4
(前回のおさらい)
失恋したFongを励ましていたバーで、Sarawatの友人たちと一緒に飲むことになったTine。
Sarawatは念願だったTineの家でのお泊りに成功。
どんどん親しくなっていくふたり。
ペアを組んで録画をするという軽音部の新たな課題が発表される。
コンビの子の所用でペアを組めなくなったPearを手伝うことにしたTine。
二人で練習室にいる場面に、遭遇したSarawat。
かなりの酩酊状態で、Tineの部屋にやって来たSarawatは、自分の想いの丈をぶつけるかのように、Tineと練習した曲以外の歌を弾き語り、なんとか、課題のビデオクリップを完成させる。
さて、今週は、ここからスタートです。
「俺、Pearに本気で迫ろうと思うんだ」というTineの言葉に、ショックを受け、とうとう、自分の想いを口にすると、なんの駆け引きもない、ただ、強引に、押さえつけるだけのキスをするSarawat。
首根っこの押さえ方が、どこにもやらないぞ感、満載。
Sarawat「お前は予約済み(俺のもの)だ。他の奴なんか口説くな!」
吸い込まれるように、もう一度、Tineの唇にめがけて・・・・。
力尽き、そのまま、Tineの鎖骨にダイブ(笑)
このピトって感じもゾクゾクするの!
そのまま、ベッドにひっくり返る。。。
ちうで、一気に、酔いがピークに達しちゃったみたいです。
Tine「おーい!Wat!Wat!Sarawat!サラレオ(くそったれ)!! お前、何してくれたんだよ!?おい、起きて話せよ」
引っ張り起こそうとするTineに、ぐわんぐわんされるSarawat。
Sarawat「手を放・・せ・・・」
昇天するSarawat。
誰が、どー考えても、本気にしか思えないSarawatのキスに、内心、動揺しまりのTine。。
~翌朝~
悪友3人組が、Tineを起こしに、襲来。
「Tine、死んでるのか?」
ノックの音に、ようやく目が覚めるTine。
ドアを開けると、何してたんだよ、まだ、シャワーも浴びてない、と文句を言う3人組。
すかさず、部屋を物色。
「あ、あ、新しい財布じゃん。こんなの見たことなかった」
「それは兄貴のだ!」
必死に取りあげるTine。そっと、中身を見ると、Sarawatの身分証が・・・(笑)
私、ここのシーン、先に起きたサラワットが、シャワー浴びてて「パンツ貸して」とか言って、素っ裸でバスルームから出てくるんじゃないかって思ってた(笑)
「財布を忘れただけじゃない。携帯も忘れてるじゃん」
「それも、兄さんのだよ」
「ちょっと待ってよ。兄さんは、おまえの写真をロック画面の壁紙にしてんの?」
「も、勿論・・・普通のことだよ。俺たちは兄弟なんだから」
「でもさ、Sarawatと一緒に写ってるのは、普通じゃないと思うけどな・・・」
爆死確定な、Tine氏。
Tine「ええっと・・・それは・・・」
Fong「もういいじゃん。Sarawatが、昨夜ここで寝たのは知っている」
付箋メモを見せるFong。
Fong「 ≪起こしたくなかった、バンドの練習に行く≫・・・メモを残してあるじゃん」
Phuak「もう一緒に、住んでんの?」
Tine「バカじゃないのか? 軽音部のビデオの収録に来ただけだ。録画が終わった頃には、遅くなったから、ここに泊めてやっただけだよ。でも、目が覚めたらいなかったんだ。」
大袈裟に、頷いてみせる3人組。
Fong「で、奴に、お前のことをどう思っているのか聞いてみたのか?」
Sarawat:お前は予約済み(俺のもの)だ。他の奴なんか口説くな!
はい、名台詞確定な、“まじで、キスする5秒前”を思い出しちゃったTine。
Tine「あー、そりゃ・・・したよ。Greenを混乱させただけだって。ただ、揶揄っただけさ。何でもないよ。」
なんとか、急場を凌いだTine。
~軽音部~
ギター練習中のTine。
Air先輩「Tine、どうしたの? 今日は本当に気が散っているようね」
タイミングよく、Sarawatが登場し、少し離れた椅子に座り、二人の様子を見ている。
Air先輩「今日は、ここまでにしましょう。自宅での練習を忘れずに」
頷くTine。
先輩がいなくなると、ちらりとSarawatのほうを見て、その視線の圧に耐えられないTine(笑)
そそくさとギターを片付けると、仕方なく、財布と携帯を返すために、Sarawatに近づいていく。
Sarawat「ありがとう」
Tine「別に・・・。じゃ、行くわ・・・」
すんなり帰すわけがない。。。
追いかけるSarawat。
Sarawat「Tine、なんで怒ってる?」
Tine「お前が俺にしたことって、怒って当然だと思わないのか?」
やっぱり、なんかやらかしてたのか、と、思い当たることを片っ端から、頭の中で展開中。
Sarawat「ごめん・・・今朝は、慌てたから、お前が起きるまで待ってられなかったんだ」
Tine「今朝の話なんかじゃない!昨夜の話をしてるんだ」
Sarawat「昨日の夜?・・・」
Tine「俺に何をしたか全く覚えていないのか?」
Sarawat「俺、お前に何かした?何だっけ?昨夜は酔っ払ってた。お前の部屋で、ビデオを録画した・・・。それから・・・」
Tine「それから、お前が・・・」
サラちゃんの、俺、何したっけ?な表情で、ブラックアウト地点が判明。
Tine「もういい!!もう行くよ」
Sarawat「待てよ!まだ話は終わっていない。今週の土曜日にサッカーの試合があるんだ。応援に来てくれよ。」
Tine「ダメだよ。(大学の)チアリーダー部は、その試合の応援は指定されてないから」
Sarawat「大学のチアリーダー部なんてどうでもいい、俺はお前に応援してほしいだけだ」
Tine「ああ。考えてみるよ。本当は、Phuak(悪友3人組の一人ね)のサイトの料理レビューを手伝わなきゃならないんだ。じゃあな」
なにか、様子がおかしいTineが気になるSarawat。
う~ん、本当に、あのちう、覚えてないのかなぁ。
~建築学部~
受験予定の高校生を対象とした『建築学部の集中講座』の受講生を取りまとめる、チャット先輩。
「イケメン家庭教師のチャット先輩による、建築学部の集中講座を受講したい人は、登録はこちらから~~」
学部の建物前に、女の子も含め、長蛇の列ができている。
その狙いは、オープンカレッジの日に、ギターを弾いていたMilも、この講座の講師になってくれるのか、彼女はいるか、という二択のみ。
キャーキャー、黄色い声の真っただ中に、噂のMil氏本人、登場(笑)
チャット「みんな、お前のおかげでここにいるんだぞ。なんで、講師をやってやらないんだ?今年度、一番の新入生を迎えるのは、きっとうちの学部だぞ」
Mil「まじかよ」
ちょっと、嬉しそう(笑)
Mil「ごめんね、みんな。音楽の練習に、俺の時間を捧げているんだよ。みんなのお世話をすると、その時間が足りなくなりそうなんだ。だから、講師は出来ないんだ・・・」
Phukong「じゃ、一人の生徒だけだったらどうなんですか?」
オープンカレッジの時に、Milに一目ぼれしたSarawatの弟くんPhukongです。
Milも、まだ、受験学部を決めきれていないというPhukongに、受験するなら、課題の忙しさが尋常じゃない建築学部以外にしろってアドバイスしたことを覚えてたみたいね。
Mil「建築学部は、簡単じゃないって言っただろ」
Phukong「だからこそ、優秀な講師が必要なんです。・・・・あなたのように」
Mil「でも、お前みたいな、生意気な学生はいらないんだ」
引き上げていくMilを見て、絶対に逃さないという目つきで見つめるPhukong。
~食堂~
Phuakは、ユーチューバーなのかな?
Phuak「こんにちは。“激マズだが安いから食べに行こう”の管理人のPhuakです。大学の近くの鍋料理屋さんに来ています。安いけど味は、恐ろしくゲキまず!うちのコンセプト通りです」
Fong「おい、Phuak!そんなに大きな声で、“ゲキまず”なんて言っていいのか?追い出されるぞ」
慌てて、店の中をキョロキョロと見回すPhuak。
そんな話をしているところに、Sarawatからのメールを受信するTine。
Sarawat≪もうすぐ試合が始まるぞ。どこにいる?≫
それを読むと、ちょっとだけ、胸が痛いTine。
Fong「おい、Tine、味見して、感想言えよ」
カメラを向けるFong。
一口飲んだTineが、むせまくる。
Tine「これ、なんだよ。喉が焼けそうだぞ」
一口で戦意喪失なTineを見て、おかしくてしょうがない悪友3人組。
Phuak「そりゃ、そうだよ。タイのハーブ酒を入れてるらしい。特別レシピだそうだぞ。さ、酔っぱらう準備をしろよ」
ぐっと、スープを飲み干すPhuak。
Ohm「じゃ、男は、女友達を連れてきたらまずいじゃん。」
Tine「なんで?」
Ohm「人は酔うと、いつも本音が出るだろ。」
ここ、太字にしちゃおう(笑)
眼をパチクリで、聞き入るTine。
Ohm「恋人に秘密を隠しごとをしているなら、このスープを食べたら、みんな、ぶちまけちゃうだろうな」
昨日の俺は、酔った彼氏に、本音をぶちまけられた彼女だったのか?(笑)
キョどるタインが可愛すぎる~~。
そこからは、一斉に、ごくごくとスープにがっつく4人。
「いいから飲めよ、飲み干せ。」
「ほんとに最高だ。」
「乾杯!」
「(一同)乾杯!」
「全部飲めよ、飲み干せよ」
Tine「な、本当なのか?人は、酔うと真実を語るのか?」
Phuak「もちろんそんなことはないよ。Ohmが言っていたのはさ、ずっと、伝えたかったことがある場合さ」
Tine「え?」
Phuak「お前さ、スマホの画面が割れたの、覚えてるか?あの時、お前は座ってなかったんだ。Ohmが落としたのを、お前のせいにしたんだよ。」
Ohm「おい、口を閉じろ!Phuak!(Tineに)こいつの言うことを聞くなよ。こいつは酔っ払っているだけだ。」
Phuak「俺は酔ってない。全部覚えてるぞ。Fongはな、お前のフェイスブックのアカウントを使って ポルノサイトを登録したんだぞ」
顔色を変えるTine。
覚えがあったのね。
Phuak「いいから、いいから、スープのおかわりをしよう。」
すべては、「乾杯!」で、なし崩し(笑)
一人、酔えないTine。
酒に酔うと、人は心に秘めてることが駄々もれになるって判明し、Sarawatのことを思うと、よけい、始末に終えない状況に陥りました。
~ジェトウィンさんの店~
ここは・・・あの、常連には、勝手に料理が出てくるJetowinさんの店では?
Milは、車が故障して、バイトで稼がないとだめなのね。
(Milに)教わりたがっている女の子がたくさんいるらしいから、家庭教師のバイトもすればいいというオーナーに、「若い子は、あなたみたいな人にはかなわないんですよ」と、甘いことをサラリと言ってのけるMil。
こういう若い男の見え透いた言葉に、弱いかと思いきや、
「賃金は上げられないけどね・・・。もっと稼ぎたかったら、私の部屋で、(別の)残業でもする?」
この迫力、いいわ~(笑)
Phukong「もっと金が欲しいなら、僕の家庭教師をやればいいのに」
ちゃんとMilの居場所を調べてから来たってことね。
Phukong「これを・・・」
Mil「なんだよ、これは?」
Phukong「チャット先輩に、人物、物体、自然を描けと言われたんです。完成したので意見を聞きたいです。」
Mil「コメントしたら、ほっといてくれるのか?」
Phukong「知らないかもしれませんが、僕の絵を見たら、家庭教師になりたくなるかもしれませんよ。」
自信満々なPhukongに、とにかく、さっさと片付けよう感、満載のMil先輩。
Mil「見せろ・・」
Phukong「これは・・・木に水をやる人です。」
あまりの、ど下手加減に、相手をする気が失せるMil。(笑)
客を追い出そうとしてます~と、オーナーに大声で言いつけようとするPhukongに、さすがに、止めに入るMil。
Mil「何が欲しいんだよ?注文するだけだぞ。早く!」
Phukong「ハニートースト」
すぐさま、取り掛かろうとするMilに、「ハニートースト100枚」と更に無理難題を突き付け、笑ってみせるPhukong。
Mil「世界全体のために注文したのか?そんなの、無理だ」
Phukong「オーナー・・」
Mil、敗北。。。
Mil「なにが望みだ?」
Phukong「家庭教師になってくれることを承諾してくれれば、迷惑はかけないようにします。」
Phukongの勝ち。。。
考えるミル。
Mil「いいだろう。人と車と木を描いて、明日の朝に提出しろ。その時は、お前の家庭教師になってやる」
Phukong「明日まで待つ必要はないですよ。今すぐにでも終わらせられます」
スケッチブックを開くPhukongの手を止めるMil。
Mil「全部で100枚だ」
やり返したMil。
Mil「できないなら、完全に俺の目の前から消えろ!さ、行けよ。時間がないぞ」
~食堂~
飲み干した酒鍋スープ。
Phuak「よし、次の店に行くぞ」
Tine「俺は行かない・・・」
正確には、俺は行けない・・・に近いかな。
Phuak「どうかしたのか?」
Manのインスタを見ているTine。
Man≪ご愁傷様・・・サラワットの膝。≫
【Ep 06】2/4
~サッカー場~
急いでかけつけてきたTine。
グラウンドにいるはずのSarawatの姿を探すTineの顔つきが必死すぎて、こっちまで、ぐぐぐ~~ってきます。
Sarawat「俺を探してるのか?」
さらりと現れるんだな、こいつが。。。
Tine「おい!どうやって立っていられるんだよ?足を折ったんじゃないの?」
Sarawat「無茶なタックルをくらって、ちょっと擦りむいただけだよ。いつの間に、足を骨折したことになってるんだ?」
Tine「Manが、自分のインスタに、足が折れているって、投稿したんだよ」
Sarawat「Manが、勝手にやったんだろ。奴を信じるのか?ま、来てくれてラッキーだったよ。自分で手当てしなくてすんだ」
Tine「なんで俺が?自分でやれよ。」
Sarawat「もう気力が尽きた。包帯、まいてくれよ」
救急箱を、Tineに渡すSarawat。
ここ座れってベンチをポンポンされると、結局、断り切れず、隣に座っちゃうんだよ。。(笑)
嬉しくて、しょ~~がないSarawat。
Tineに気づかれそうになり、さっと視線を逸らすサラちゃん。。
綿棒で、ポンポンと消毒するTineに、「おい、もっと優しく・・・」とか、完全に、ただの甘えただな、この男。
軟膏をつけながら、どんどん、顔が赤くなってるTine。
Sarawat「なんで、そんなに手が震えてるんだよ?」
Tine「俺は・・・血が怖いんだよ」
Sarawat「俺もそうだったな。俺も、ここでずっと震えてた。・・・俺の心のことを言ったんだ」
ずきゅーん!
Tine「あー、俺、やることがあったんだ。もう、行くよ」
“彼女”を真っ赤にさせた俺を満喫するSarawat。
その時、チームの勝利が確定する。
「おーい、勝ったぞー」
チームメイトがSarawatの座るベンチに向かって、やってくる。
Tineが側にいるのに気づいたMan。
Man「あ、来てたんだ?よかった。俺たち、祝勝会するんだ。一緒に来いよ」
さすがに、Sarawat以外に誘われ、あ~っと、迷うタインに、来てくれよ、と熱い視線を送るSarawat。
Man「いいじゃん、来いよ。お前の友達も来るぞ。特に、Phuakがさ、なんか、話のネタがあるとか言ってた。来いよ」
ちらりと、Sarawatをみると、頷いている。。。
すでに、友達ギャングは、それぞれの友達ギャング同士で、つるみはじめてるみたいです。(笑)
~パブ~
乾杯の嵐~~~!
Phuakたちも合流してたのね。。
とにかく、理由はなんであれ、乾杯(笑)
Tineを呼び込めただけで、今日の第一ミッションはほぼ成功。
意味深な視線をかわし、Tineに飲ませ続けるギャングたち(笑)
なんか、解せないTine。
一応は全部飲むんだよ。
Tine「なんで、お前らは、乾杯ばかりしてるんだ?俺を酔わせようとしているみたいだ。」
図星~~~。
みんな、Tineの視線を避け始める。
Tine「で、なんで俺の視線、避けてるの?俺を酔わせようとしているなんて、言うなよな」
一同「「「・・・・・・・・」」」
Tine「はぁ? (当たりかよ?)」
Man「いや、ただ、ふざけてただけだよ。考え過ぎさ」
微妙な空気だけが流れ・・・
Boss「うらやましいよ。こんなに、可愛い人がいるんだからな」
それはどうも・・・。
この表情も、無茶苦茶、好み。
あと、この黒のシャツもすごい好み。シンプルだけど、ちょっと肩袖の辺りがボリューミーなラインなんだよね。
Boss「あ、セミナーで知り合った人っていうのは、どうなったんだよ?そいつと遊んでこいよ」
Man「名前も知らないのに・・・」
Boss「そんなの関係あるかよ。じゃあ探せばいいじゃん。糞みたいなセミナーに全部行けよ。そうだよな、警部?」
Man「了解しました、巡査部長!」
なんだろ、なにか、タイで流行ってるコント?
サラワットの名前って、警察関係なんだっけ・・・?
Sarawat「お前ら喋りすぎなんだよ。」
じっと考え続けているTine。
Sarawat「このテーブルを手に入れられた幸運な俺たちに・・・乾杯!」
急に、乾杯の音頭をとりはじめたSarawatにも違和感バリバリなTine。
Tine「もういいだろ・・・」
全然聞き入れてもらえません。
Sarawat「乾杯!」
一同「乾杯!」
Tine「それに、俺の友達はどこにいるんだよ?なんで、一人で酔っぱらって放置されたんだろう?」
Sarawat「行方不明になったお前の友達に・・・乾杯!」
一体どうしちゃったのかっていうくらい、唐突に盛り上がるSarawat(笑)
そして、案の定、一瞬、ハイテンションになったTineが、テーブルに突っ伏す。
~翌朝~
おパンツ一丁で、目を覚ますTine。
記憶なし。
自分が寝ていた隣を見ると、毛布が少し丸まって盛り上がっている。
ドキドキドキドキ、恐々、めくると、抱き枕で、一息つくTine。
ちぇ、つまんね~の。
~大学のトイレ~
Phuak「昨晩はどうだった?」
Tine「酔っぱらって気絶したよ。・・・あ、昨夜はどっちが家まで送ってくれたの?」
OhmとPhuakに訊ねるTine。
Ohm「まさか、まだインスタグラムを見てないなんて、言うなよな」
Tine「インスタ?」
Ohm「うん」
寝乱れた自分の写真が上がっている。
~Tineの部屋の前~
昨晩、送ってきたのは・・・Sarawatです。。もちろん。
Sarawat:部屋の鍵はどこだよ?
Tine:おい、ナニ掴もうとしてんだよ
Sarawat:じっとしてろ
そういえば、ポケットへの、手の突っ込み方が深いかも。(笑)
タイン:でも楽しかったなぁ。なぁ、もう一度やろうか
Sarawat:もういいよ
なんとか、ベッドまで運んできたSarawat。
Tine「おい、何やってんだよ」
靴を脱がされ、ベルトにまで手がかかった感覚に、朦朧としながらも、身の危険には敏感なタインちゃん(笑)
Sarawat「脱げば、楽になるよ」
Tine「じゃ、全部外して~」
お許しが出たので、嬉々として、どんどん脱がせます。
星型プリントのおパンツ姿のタインの写真を撮ると、ぽ~んと、Tineの携帯を布団に放り投げるSarawat。
tine_chic:俺は予約済み
自分で投稿したことになってる(笑)
Tine「あの、サラレオ(くそったれ)!」
PhuakとOhm、大喜び(笑)
Tine「これじゃ、GreenとSarawatのどっちが危険なのかわからない。」
Phuak「俺は、Sarawatだと思うけどな。奴は、お前の部屋への行き方も知ってる。いつ、奴のものになっても不思議ではないだろ」
Fong「ところで、Greenは、もう、お前にしつこく言い寄ってないだろ。いつになったら、Sarawatに、偽の彼氏をやめるように言うんだ?」
Tine「ああ・・・」
はい、Greenが個室で聞いてました。
~建築学部 校舎ロビー~
壁一面に、たくさんのスケッチが貼られ、学生たちが興味深そうに見ている。
Milと、チャットが通りかかる。
Phukong「はい、約束通り、100枚のスケッチですよ。今度は、先輩が約束を守る番です」
Mil「・・・・・」
チャット「いやぁ、すごいなぁ。もし、お前がダメだっていうなら、お前、負け犬だな」
Mil「ああ、お前の家庭教師、やってやるよ」
笑いがこみ上げるPhukong。
Mil「そんなに嬉しいか?」
微笑むPhukong。
~Tineの寮のエントランス~
Green「Tine・・・。」
Tineのあとを追ってきたGreen。
Tine「Green・・・。どうして、ここにいるの?」
Green「ワタシ、全て、知ってるのよ。Sarawatに、付き合ってるふりをしてもらったんでしょう」
返事をするより前に、顔が先に、図星。
Tine「違うよ。何言ってんの?」
Green「なんで嘘をついたの?トイレで、友達と話しているの、聞いちゃったの。全部、あなたの計画だったんでしょう?どうして、ここまでひどいことをする必要があったの?」
Tine「ああ、ひどいことをするつもりはなかったんだ。でも・・・俺はただ・・・」
言葉の途中で、Tineを抱きしめるGreen。
Green「Tine、私があなたにふさわしくないのはわかってるの。でも、お願いだから、もう一回チャンスをちょうだい」
必死なGreenに、困り果てるTine。
そこへ、ツカツカと近づいてきたSarawatが、Greenを引きはがす。
Sarawat「お前を追い払うためだけに、いちゃついたふりをしたなんて誰が言ったんだ? 俺は何でもやってる。純粋にTineを好きだからだ」
冗談のかけらもない、いきなりの展開に、全然、ついていけてないTine。
純粋にTineを好きだからだ
純粋にTineを好きだからだ
純粋にTineを好きだからだ
頭の中は、リフレイン状態です
Green「信じられないわ。全部、計画だってわかっているのよ」
Sarawat「そりゃ、最初は計画だった。でも、気がついたら、本気でTineが好きになってた」
見つめるSarawatの視線は本物です。
「そんなの、絶対に信じられないわ」と泣きべそを浮かべるGreen。
Sarawat「信じないのか?」
Tineに近づくSarawat。
タインの、怯えきった、な、何をするつもりだぁ?の視線。。。(笑)
Sarawat「キスして証明して見せようか?」
きゃ~~、毎回、本気のキスってのもありだな(笑)
★【Ep 06】前半(1/4&2/4) 雑感★
ポッキーキスをノーカウントとするならば、冒頭のキスが、最初のキスになるはずだったのに、肝心のSarawatは覚えてない様子で、一人、悶々とするTineですが、Sarawatが怪我したとなったら、話は別。
でも、Sarawatは、Tineが応援に来なかった時、心の中にいないようで、不安で震えてたって!
こんな熱烈な愛の表現、予想を越えてくるわ~
恋する男っていうジャンルで、才能がどんどん花開いてく感じです。
お読みいただき、ありがとうございます。
~おまけ~
再生回数増加を願って、微力ながらお手伝いです。
GMMTVの公式チャンネルの本編と、リストリンクを貼っておこうと思います。
面白そうだなぁと思われたら、
https://www.youtube.com/playlist?list=PLszepnkojZI4ecxfKfnFPZfU4O5YtAQyx
こちらの動画リストより、ドラマ本編および番外編の視聴可能です。