何をしたいかわからない人の中には、現在の状態こそが一番したいことになっているかもしれません。いや、そんなはずはない、今の状態から何とか脱出したいと思っているのだからそんなばかなことはないとおっしゃるかもしれません。ところが、人間にはホメオスタシスという現状維持機能があるのです。体温が上がりすぎればそれを何とか下げようとするような生体機能をはじめとして、人間が安全に生きて行くためにはなくてはならないものです。ところが、新たな目標やゴールを設定する際には邪魔になることがしばしばあります。現状維持機能が、新しい一歩を踏み出す事を拒むのです。自分では大金持ちになりたいと思っても、潜在意識は大金持ちへになることは心地よくないと思っているのです。宝くじに当たって大金を手にした人が、あっという間に貧乏になってしまうような話がこれにあてはまります。現状の善し悪しにかかわらず、人間は現状に留まろうとするのです。
 それでは、そのホメオスタシスを打破する方法について次回以降でお話することにしましょう。
 その①で自分が子供の頃に思い描いていた夢や願望を書き出しましたか。それを見ながら、さらにそれを自分以外の人や社会に広げてみてください。子供の頃の夢は時として自分中心である場合が少なくありません。大人であるあなたは、それが自分以外の人や社会にどのように役に立つのかを書き加えてみるといいかと思います。そうするとより具体的に自分の次の行動が見えてくるものです。
  自己啓発本を読んだりやコーチングを受けた後で、「自分が何をしたいのかわからない」いう根本的な問題に悩む方が多く見られます。
 目標やゴール設定をしたくても、目標やゴールそのものが定まらないことには始まりません。自分が何をしたいのかわからなくなった理由として、成長の過程で自分の願望を否定されたり、自分以外の価値観にいつのまにか洗脳されてしまったことがあげられます。子供の頃は誰しも夢やしたいこと、欲しいものがあったはずです。そこでまず手始めに、自分が子供の頃に描いていた夢や願望を書き出してみましょう。ここから何かヒントが見つかるかもしれません。頭の中で思い出すだけでなく、できれば書き出してみる事をおすすめします。