このブログでは、過去に人間の持っている現状維持機能(ホメオスタシス)について何度か触れたと思います。今回は、それがいかに強力にあなたの人生を支配しているかについて触れておきたいと思います。
 ホメオスタシスが働いて、お金持ちが貧乏になりたくないというのは誰でも普通に理解できると思います。しかし貧乏からお金持ちになりたくないというマインドが働くということは、なかなか理解できないと思います。
 そこでこんなことを考えてみて下さい。引っ込み思案で人付き合いが悪く、お酒も飲めない、お金もない人がお金持ちになりたいと考えたとします。お金を稼ぐ事そのものは、その人にとって心地よいことだったとします。しかし自分で起業してそれが大きくなって会社が上場したら?・・どうなるか・・・。あなたは講演会やパーティーに引っぱり出されて、嫌いな人付き合いをしなくてはならなくなるかもしれません。飲めないお酒を無理に飲まなくてはならないかもしれません。「酒」と考えただけで、かつて嫌いな上司に無理に酒の席に誘われた事を思い出して、胸にいやな感じを覚えるのに、毎日酒の席だなんてとんでもない!だったら、お金持ちになるのなんかやめて、いまの駄目な自分のままが一番楽ではないか・・・。
 自分ではこんなことを意識せずとも、無意識というのは自分をお見通しなのです。要はあなたの心の奥にあるマインドが現状維持を頑なに守ろうとするのです。だとしたら、そのマインドをどう変化させていくのか。これにはマインドの奥底にあるスイッチを切り替える、あるいは不要なブレーカーはシャットダウンするくらいの覚悟が必要になります。スイッチを切り替える、ブレーカーをダウンする方法についてはいくつかの方法があります。引き続きこのテーマで、その方法について書かせていただきたいと思います。

 何かをしようとして結果が出ない、期待したように人が動かないことはよくあることです。果たして何かの理由で、間違った結果が出たという事でしょうか。そうではなく、あなたの期待が間違っていたのかもしれません。さらに言うと、その果たしてその結果は本当によくないことなのでしょうか。
 私が常々思うのは、結果に善し悪しはない、その解釈によって良くも悪くもなるということです。すべての出来事に善し悪しの2面性があり、そのよい面に着目することで、未来につなげることができるのです。
 世の成功者から話を聞くと、さまざまな苦難にあっています。よくあきらめなかった、よく挫折しなかったものだと思うことがしばしばです。あきらめない、挫折しないことも大切なことですが、起きた事に2面性があることの気づくことも重要なことだと思います。
 自分が何をしたいのか、将来のゴールが見つからない方が案外多いようです。どうしたらよいでしょうか。いくつかの方法のうち、私がパーソナルコーチとして伝授する方法のひとつをお伝えしましょう。
 まずは、過去に知らず知らずのうちに埋め込まれた洗脳を説くということです。親からのメッセージ、人と比較することによってできた自分の価値観、マスメディアの影響など、自分以外のものから刷り込まれた価値観が何かを探してみましょう。 それらは強固な信念や、根強い習慣となってあなたを支配している可能性があります。その中から不要なものを捨てる事です。何日も、あるいは何週間、何ヶ月もかかることがあるでしょう。それでも、部屋の片付けと一緒で、不要な信念や習慣は捨てることで、自分本来の願望やゴールが見えてくる事があります。
 部屋のかたずけと同時に、脳の中の不要なゴミを捨ててしまいましょう。これができると、生まれ変わったような新鮮な毎日と何か心の底からやりたいことが見えてくるものです。