かつて、若い後輩から「先輩はドライですか、ウエットですか?」と聞かれて面食らったことがあります。自分の性格を聞かれたのかと思ったからです。実際は電気式のシェーバー派か替え刃のひげ剃り派かという質問でした。私は内容を確かめて、質問の仕方ががキザに感じてまたまたびっくりしました。
 ところで私はドライ派です。理由は電気シェーバーの電磁波を頭に近づけたくないからです。電磁波の影響がどの程度か知りませんが、携帯電話と同じく長い時間頭に近づけたくありません。
 もうひとつの理由は、切れ味が好きだからです。電気式のシェーバーも随分進歩しましたが、外刃があるのでその分はどうしても切れ味が鈍ります。それでも髭を引っ張り出して剃るメカニズムなども発明され、外刃は今や関係ないのかもしれませんが、やはり刃を直接肌にあてて剃る方がすっきりするように思います。難点は、くたびれている時などに肌を傷つけることです。あまり肌が強い方ではないので、時々出血します。何とか肌にやさしいものを模索しているうちにたどりついたのが、シック・ハイドロ5です。前に使っていたジレット・フュージョンもなかなかの切れ味だったのですが、ハイドロ5の5枚刃は私の肌にぴったりでした。人によって相性抜群ああると思います。本体と替え刃1本のセットを何種類か購入して試してみるのも、初期投資として有効かもしれません。

シック ハイドロ5 ホルダー (替刃1コ付)/シック・ジャパン
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ジレットフュージョン5+1ホルダー 替刃2個付/P&G
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 自分のゴールを目指す、現状から脱出する、夢を実現する、そのための思考や瞑想は確かに大切です。しかし、地球上で肉体を持って生活するからにはそこに行動が伴う事は必然です。
 頭で強くイメージすることで、必要な環境が引き寄せられる事はありますが、そこには何がしかの行動が必要になります。環境が引き寄せられる前から、常々前に進むために行動することを心がけましょう。
 少しでも言い、前に進むために行動しましょう。

 
 いつの時代も新入社員に向かって、可愛がられる部下になりなさいと言う人がいます。若い頃の私は、この言葉に反発していました。上司に媚びを売ったり、自分の意見を言わないことのように勘違いしていたからです。確かにごますりで上司に重用される人は世に多くいますし、こちらは歓迎できません。しかし、人から可愛がられることは決して悪い事ではありません。

 人間は共に生きる仲間という感覚を持つと、自信と安堵がみなぎってきます。人なつこいということは、素晴らしい事だと思います。私自身が若い頃に人なつこくできなかったために、可愛がられるということに反発していたように思います。

 ところで、あなたがまだ若いのであれば、大物政治家や大企業の社長、その他VIPと呼ばれる人の前では、緊張して固くなるのではないかと思います。言いたい事の半分も言えないこともあると思います。若いうちはそれも当たり前です。私も還暦近くなって、多くの大起業の社長やVIPに直に触れてきた経験を申し上げますと、世の中で高い地位についている人は案外気さくだったり、逆にその地位故に人が近づかないのを寂しがっている人さえいます。こういう人に人なつこく話しかける機会があれば、その人たちのマインドに直に触れることができるでしょう。

 パーティーなどで名だたる人たちと会食していると、この人たちもやはり同じ人間なんだなと思う瞬間が何度もあります。その一方で、そのマインドはやはり非凡なんだと思える瞬間に出会う事があります。
 私の経験から申し上げると、人は人から最も多くのことを学べると思っています。本の著者に会うと、その著作のさらに何倍もの情報を受け取るのを感じることがあります。人なつこい事はいいことです。心を開いて、少々敷居が高いと思う人と話をして、その非凡なマインドを感じ、少しでも自分のものにしてみてはいかがでしょうか。