多くの女性がダイエットにいそしんでいるようですね。どうしてダイエットをするのか何人かの女性に質問したことがあります。

  1番多かったのは自分の着たい洋服に身体を合わせるため、2番目は男性にもてたいからというものでした。1番目は男性の私がとやかく言う資格はありませんが、無理をしすぎて身体を壊さないよう気をつけてくださいとだけ申し上げておきましょう。2番目は、男性は必ずしもスリムでスタイルの良い女性に魅力を感じるわけではないということをお伝えしたいと思います。逆に、痩せていて太れない悩みの女性も、ダイエットしなくていい自分、スリムな自分の魅力に気づきましょう。
 
   男性から見た女性の魅力は、単に太っているからとか痩せているからというような、スタイル、外観だけで決まるものではありません。ダイエットにとらわれて無理をするのではなく、むしろ今の自分を肯定することから美容にアプローチしてはいかがですか。健康を害するほどの肥満や痩せでない限り、自分のスタイルをもう一度見直し、徹底的に自己を肯定することです。そうすればダイエットを上回る美容効果や人間関係を手に入れ、わくわくした日常生活を送れるようになるのではないかと思います。

  私が小学生だった、昭和40年代。毎年夏休みは家族と軽井沢の別荘で過ごしました。別荘地に馬糞が落ちていた時代です。自然よりもプラモデルや読書が好きだった私にとって、軽井沢の日々は少々退屈だったことも否定できません。そんな中、渡辺プロダクションが主催する「真夏の夜の夢」というショーに出かける夜はわくわくしました。クレイジーキャッツ、ザ・ピーナッツ、尾藤イサオといった当時の有名歌手やタレントが出演するそのショーには、当時の総理、佐藤栄作氏の姿も見られました。私のすぐ側を佐藤総理が通り過ぎた光景を今だに忘れられません。
 夜も更けた帰路、真っ暗な道を懐中電灯を照らしながらの家路もわくわくしました。真夏の夜の夢は、同時に私にとっては軽井沢の夜の夢でした。今も会場の跡地近くを車で通るたびに、あの夜のことが鮮明に蘇ります。

 ビル・ゲイツが軽井沢に巨大な別荘を建設するらしいとのニュースが流れています。軽井沢を愛した外国人の著名人では、ドナルド・キーン(日本文学者、日本学者。現在は日本国籍を取得)やジョン・レノンなどの名が出てきますが、今回はビル・ゲイツという名に少々驚きを禁じ得ません。その規模を聞いても彼のすることなら驚きはしませんが、むしろ軽井沢という土地を選んだことに驚きました。
 私も幼少時から軽井沢の別荘を毎年訪れているので、他の土地にない独特のものを感じてきました。マイクロソフトの本拠地シアトルの気候にも似た何かを感じます。いずれにしても、ビル・ゲイツが軽井沢を愛し、その本当の良さを広めてくれたらいいなと思います。私自身の経験や知識からも、軽井沢という土地は決してステータスや資産という観点だけで語るべきものではないと思っています。ビル・ゲイツが軽井沢を文化や歴史という観点から語ってほしいものです。