ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)というフランス語があります。いろいろな訳や解釈がありますが、私は特権を持つ人は、それを持たない人々への義務をなすべきととらえています。アメリカ人の富裕層やイギリスの上流階級がボランティア活動をするなど、階級社会や貴族社会が残る欧米にはよく見られます。


 私は昨今の日本のリーダーの中に、ノブレス・オブリージュの精神を欠いている人が増えているように思えてなりません。しかしそれを非難する前に、自分は常々ノブレス・オブリージュの精神をもって、かっこよく生きたいと思っています。


  サントリー創業者の故鳥井信治郎氏の「やってみなはれ」という言葉があります。関西の経済人らしく威勢がよくて私が好きな言葉です。夢を実現するにはゴールを作ることは大切ですが、実行することも同じくらい大切です。まず第一歩を踏み出す事です。

  さてその一方で、徒然草に「しやせまし、せずやあらましと思ふことは、おほようは、せぬはよきなり」という一句があります。「してみようかしないでおこうかと思う事は大体がやらない方がよい」という意味です。こうした先人の言葉をどうとらえたらよいでしょうか。私はこのように考えます。心からやりたいことをゴールに設定し、それをリアルにイメージできれば、やってみた方が良いと思います。しかし、やりべきこと、やらなくてはならないことがゴールであったり、明確にイメージできないことは再考の余地があるのではないでしょうか。やりたくてわくわくするようなこと、どうしても実現したいことが頭の中で鮮明になったら「やってみなはれ!」なのだと思います。

 今たまらなくつらいあなたへ。

 夜明け前が最も暗い、雨は必ず降り止むという言葉を口ずさんでみて下さい。
 辛抱すれば必ず道は開けます。苦難は、あきらめなければ必ずその人が乗り越えられるようできています。
 時々刻々状況は変化しています。明日は明日の風が吹く。ぜひ、悠々と過ごしてみてください。