公開価格660円に対して初値1,674円(約2.5倍)をつけた後、上場直後は2,818円まで急騰し、その後1,000円台前半まで調整を経験しています。直近では下値を1,300円台で固め、もみ合いから緩やかな下値切り上げ(底練りからの反転)の兆候が見られる局面です。

 

日足チャートのテクニカル形状と、同社がM&Aプラットフォームという高成長かつ高利益率なビジネスを展開しているファンダメンタルズ(2026年3月期営業利益は前期比約6.7倍の3.44億円)

 

 

1. EMA 9を基準とした「スイング・順張り戦略」

チャート上には青いライン(EMA 9 close: 1,408)が表示されており、足元の株価(1,424円)はこれをわずかに上回って推移しています。

  • エントリーの目安: EMA 9(約1,408円)をサポート線として明確に意識し、陰線から陽線で切り返すタイミング。
  • リスク管理: 直近数日間の下値である1,345円付近(あるいは日足終値でのEMA 9明確な割り込み)を損切りライン(ロスカット)として設定。
  • 狙い目: 1,600円付近にある直近の戻り高値(6月中旬の山)を目先の上値目処とした、短期の波動を取りに行くトレードです。

2. 「ボックス圏・押し目買い戦略」

6月以降の株価は、下は1,300円前後、上は1,600円〜1,700円前後のレンジ(ボックス相場)を形成しつつあります。

  • エントリーの目安: ボックス下限に近い1,300円〜1,350円付近まで引きつけてから押し目を拾う。
  • リスク管理: 年初来安値圏である1,300円を明確に割り込んだ場合は、底割れリスク(次の節目1,100円〜1,000円への下落)を警戒して即座に撤退。
  • 狙い目: 出来高が著しく減少(27.7K)しており、売り圧力が一巡している証拠です。レンジ下限での仕込みは、リスク・リワード(損小利大)の観点から非常に効率が良いと判断できます。

3. グロース株としての「中長期・実需買い戦略」

同社は中小企業の事業承継という国策に近いテーマを担っており、高い成約実績(2月末時点で3,315組)と良好なビジネスモデル(PERは23倍前後)から、割高感は薄れています。

  • エントリーの目安: 現在の1,400円前後の価格帯は、上場初期の過熱感が完全に抜けた「適正価格(バリューゾーン)」に移行した可能性が高いです。ここから複数回に分けて時間分散で現物株を買い下がる。
  • カタリスト(株価上昇の契機): 今後の四半期決算(1Q・2Q)で、事前の高い業績予想(売上高24.47億円など)に対する進捗率が順調であることを確認できれば、機関投資家などの見直し買いが入り、上場時の高値方向へのトレンド回帰が期待できます。
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売り圧力が細っている(出来高が急減している)ため、急激な暴落リスクは低そうに見えますが、上値もまだ重い状態です。