みなさん、今日は、セラピストのお仕事について書いてみます。
もちろんアダルトチルドレンの人の回復も含まれますが、何か症状が出てしまっている人
それにメンタル的な疾患も含め原因不明の症状の緩和や改善、解消を目的としています。
(原因はストレスとまではわかりますが、そのストレスが何かに気づき緩和するのです。)
では、そのために何をするのか?セラピストは何をしているのか?ここを説明しますね。
タイトルでは、意識と無意識をつなぐことと書きました。その意味合いを説明しますね。
例えば、自分が何かしたいのにできない、やろうと思っても行動できないとします。
これってかなりのストレスなわけです。だけど人に話せば、そんなのヤル気の問題、
甘い、弱い、だらけてる、本気ならできる等々、いろいろと言われてしまいます。
いろいろ言うのはその人の勝手なのですが、問題はそれじゃ解決しないよねって話。
でも人に相談すればそうなっちゃう。それで自分が悪い、自分が根性足りない、
自分のせい、こんな自分はダメだ、そのようになって行って解決できないまま悩みの
世界に入ってしまい、もうそこから出られなくなってグルグルしてしまう。セラピストは
これらも何とかしたい。そこで、その行動できない原因を探るのです。どう探るのか?
例えば、何をしたいか聞きます。この例えでは「働きたい」とします。それでは「働きたい」
と思ってもらいます。この時に何のメンタル反応が出るのかを確認するのです。
このケースの場合は「恐怖」の反応だとします。そうするとご本人は意識では働きたいと
思っている。でも無意識は働くことは「怖い」と思っているのです。だから行動できない。
そして次は、その恐怖の感情の相手先が何なのか確認して行きます。この場合は
働いたらどうなってしまうのか?恐怖の感情経由でイメージしてもらいます。
そうすると、どうせ続かないとか、バカにされて悪く言われるとか、自分が何もできなくて
悪く言われて愛想悪くされクビになるとか、何かしら恐怖が絡んだイメージが出て来るの
です。それらを今度は、1つ1つ感情をチェックして行きます。その意味は始めに働くことに
関して「怖い」と出た恐怖の感情が何にくっついていて何が怖いのかを確認するためです。
今の場合、①どうせ続かない(無能感:どうして続かないと思っているか別件があります。)
②バカにされて悪く言われる(恐怖1)。
③何もできない(不安感:別件で不安の元があります)。
④悪く言われる2(恐怖2)
⑤愛想悪くされる(恐怖3)
⑥クビになる(恐怖4)が検出されます。
ここまで来たら、働くことに付随している恐怖が恐怖1~恐怖4のどれと同じなのかを確認
します。この例えのケースの場合は、恐怖1と恐怖2が反応することになります。実際には
検出しなくても、バカにされて悪く言われる~が重複していますので一番にそこをチェック
しますから、このケースの場合は、「悪くいわれる恐怖」の恐怖の感情をケアする必要が
あります。そして恐怖の感情をケア(心理療法にて緩和)すると共に、どうして悪く言われる
ことが怖いのか認識する必要があるのです。意識と無意識の感情(この場合は恐怖)を
合致させていつも出て来る恐怖の感情を消化してあげる意味もあります。消化することで
怖いと思うことがなくなります。(恐怖の感情は、本当は何が怖かったのかと一致します。)
例えばこのケースでは、父親が息子をいつもバカにしていたとしましょう。それにより前記①
の無能感も併発していたとしましょう。恐怖が緩和されても理解が行かなければまた相手の
言葉に反応して自分がダメだとか入れられてしまいます。このケースでは、父親が仕事で
苦労していて、その鬱憤を家族に出すことで自分のストレス度合いを保っていたとしましょう。
この場合、悪く言われる自分がダメだったのではなく、父親が機能不全により自分の望む
職業につけずストレスを抱え、そのストレスを自分よりも弱い立場の人間に垂れ流したと
理解しないと解決しないのです。この場合、意識で理解できれば、次に悪く言われた場合
自分よりも立場が弱い人間にストレスを吐き出している人間=不快=ストレスとして
避けられるようになるのです。以前のようにストレスを受け止め、自分が悪いとして
ストレス処理役(汚物処理係)にならないでいいのです。このことによって自分の好きな
仕事に就くことができたり、ストレスの緩和によって症状が改善したりするのです。
ちょっと細かく説明し過ぎたかも知れませんが、意識と無意識とを繋ぐ、これが解決方です。
いろいろなセラピーがありますが、みんな意識よりも深いレベルに誘導したり、感じ取ったり
そのクライアントさんの意識と無意識をつなぎ開通させるのです。どのようなセラピーも
アプローチは違えど同じことをやっています。ですから解決する答えはセラピストが持って
いるわけではなく、すべての答えはクライアントさん自身の中なのです。そして本来の自分
にアクセスし、ストレスのない状態で過ごせることが回復となるのです。自分らしく生きる、
つまりアダルトチルドレン向けに言えば、緊張状態ではなく本来の状態(安心した状態)で
自分のやりたいことをやってうまく行く(成功の意味ではない。)そのような状態です。
ただ、それらは1日で終わるような作業ではないのです。ですから一歩一歩なのです。
アダルトチルドレンbeアンビシャス 無意識ってけっこう深いのです。すどうゆうじ
ハイパーコンサルティング・ジャパンホームページ ←クリック。
自分がアダルトチルドレンで生きづらいと思われる人は、このマニュアルをお試しください。完全版ですから、アダルトチルドレンの原因からルーツ、解決法まですべてが書かれています。
機能不全家族で育ってしまったと意識できている人のための自分で出来る回復マニュアルです。
新発売!アダルトチルドレンの根本から解消するアダルトチルドレン回復マニュアル完全版
自分の生きづらさの原因がわからない人、アダルトチルドレンのカテゴリーには興味を持てない人。自分の運が悪いと思っている人、他人が悪いせいで自分が苦しいと思われる人にはこのマニュアル。
生きづらさ解消!感じるだけで幸せになれる12ステップ(アダルトチルドレン対応)
自分が発達障害かと思われる人、実際に発達障害と診断されてしまって困っている人、体調などもすぐれない人は、このマニュアルをお使いください。内容に食事制限があります。
アスペルガーadhd発達障害改善マニュアル(asd自閉症スペクトラム障害対応)
自分の生きづらさの原因がわからない人、人との違和感を感じている人、この世の中にあまり興味を持てない人、自分の感性が他人と異なっている人、直感や六感が鋭い人はこのマニュアル。
インディゴチルドレンのための地球適応マニュアル(ハイリーセンシティブパーソン対応)
セッションを受けるか悩まれている方は、まず上記マニュアルを読んでみてください。
それで気づけることもありますよ。本当の自分を感じられるようになっています。
カウンセリングをご希望の方は、この予約システムからお入りください。

カウンセリングランキング

にほんブログ村
生きづらさ、アダルトチルドレン、機能不全家族、依存症、共依存、トラウマ、心の傷、虐待、摂食障害、過食症、過食嘔吐、パニック障害、強迫性障害、うつ病、適応障害、社交不安障害、不安神経症、愛着障害、対人恐怖、人間関係の悩み、インナーチャイルド、hsp、ハイリーセンシティブパーソン、アダルトチルドレン回復、アダルトチルドレンの回復、アダルトチルドレンカウンセリング東京 FAP療法、ヒプノセラピー