みなさん、今日も生きづらい人、アダルトチルドレンのお話です。今日は、ディープなお話
家族の自殺、自死による心の傷(トラウマ)についてです。どうしてこんなディープな話題をするのか。
実はね、この問題ってけっこう多い問題なのですよ。だけどタブーにしてしまう。だから見ない。
傷はあるのに見ないで生きて行くことになるのですよ。でもそれって生きづらいでしょ。
ですから僕がそのタブーに挑戦してみますよ。読みたくない人は、ここでやめておいて下さいね。
まず鬱病や双極性障害、それに統合失調症、これらは昔からある病気なのです。
鬱病に関しては、昔はノイローゼとか呼ばれていました。薬も睡眠薬くらいしかなかったしね。
だから昔のうつ病の人は、ずっと寝ていたのですよ。起きてはイライラ、そして寝る。そんな繰り返し。
マタニティーブルーから産後うつ、そして慢性的なうつ病になってしまうのですよ。
そんな状態だからネグレクト(育児放棄)も起こります。亭主がいない間に起こってしまうのですよ。
それで90年代から抗うつ薬が一世を風靡し出します。ここからうつ病患者も多くなりましたしね。
それまでの三環系のうつ病薬よりも18倍も薬価が高く利益の大きいお薬の登場がこの辺りからです。
そこから出て来たのが「自殺」の問題です。それらの薬が発作的に自殺を招いてしまうのです。
それは抗うつ薬(SSRI)と自殺、殺人事件の関係を調べてみてくださいね。
過去記事 お薬と副作用(2009年復刻記事)
抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)のお話(復刻2009年12月)
それにね、双極性障害(躁うつ病)の人の自殺率は10%と言われています。
それに統合失調症の人の自殺率は20~30%と言われているのです。でもね、ここで問題に
したいのは、その数倍の人数のご遺族の方がいるって話です。そしてその分の心の傷トラウマが
残ってしまうってことなのですよ。僕はね、それらを1件でもなくしたいのです。コントロールではなく
自分が生きることで、そのようなことが1件でも減ればいいのです。虐待も同じです。僕がセラピスト
として生きることで1件でも減らせることができれば御の字なのです。だって僕が他の仕事をして
いても、それらのことは何も変わらないでしょ。それに自分には関係ないと見て見ぬ振りになるでしょ。
僕だって、いつまでセラピストを続けられるのかわからないでしょ。だから命を燃やしているのですよ。
メンタルの甘いところだけ扱っているんじゃないんです。他のセラピストは、みんな病んだ人を
扱わないんですよ。軽~いメンタルですごいって言われて有名になって尊敬されたいからですよ。
いいですか。そんなセラピストやカウンセラーとは、真剣さが違うのですよ。病んでいて病院でも
治らない。そこの受け皿が要るのですよ。薬だけ出したってメンタルは治らないのですよ。
深い深いわけがあるのですよ。症状が出るほどの押さえつけた感情が封印されているのですよ。
それらを解放するのは医者じゃない。それに甘いセラピスト達でもないのですよ。
クライアントさんが苦しければセラピストも苦しい。それでも癒やすのですよ。それがセラピスト。
コントロールはできないけれど、セラピスト道は、自分の生き方なのです。
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