みなさん、今日はカウンセリングやヒプノセラピー、そのようなセラピーの選び方について書きます。
カウンセリングをしていて、よくお聞きするのが、カウンセラーに傷つけられた~とか、
カウンセラーに酷いこと言われた~とかです。ですからカウンセリングを受ける前に知っておく
ことがあります。一般的には知らないことなので今、知ってみてくださいね。
まずカウンセリングには、①指示的カウンセリングと、②非指示的カウンセリングがあるのです。
どちらもカウンセリングと呼ばれていますので、指示的か非指示的か明示されていません。
問題が起こることの多くは、指示的カウンセリングです。この流派は、指示的です。指示します。
これをしてください。こうしたらどうでしょうか。これをしなさい。これをやめましょう。などなど。
これは昔、カウンセリングって精神科医や心理学者がやっていたから上から目線なのです。
そして専門家として的確な指示を与える。そのような流派があるのです。とても権威的なのです。
やることをやらなければダメ出しもされます。やる気があるのか!治る気があるのか!と怒られます。
ですから、それで傷ついてしまってカウンセリングを嫌いになってしまう人もいるのです。
逆にもう一方が、非指示的カウンセリング。これが今だと主流になっている来談者中心療法です。
通常のカウンセリングとイメージされるカウンセリングです。無条件の肯定と受容。傾聴と呼ばれる
方法です。ですから今は、こちらが主流で、指示的カウンセリングに行ってしまった人はハズレを
引いてしまったことになります。ただ指示的カウンセリングのメリットとしては、権威に指示されることで
安心して行動できる人には、その方がラクなのです。カウンセリングで自分と向き合うよりも指示を
受けて、指示された事をやって現実を積み上げて進んで行きたい人には向いているのです。
ですからね、自分に向いている方法を選べばいいのです。選択肢は多い方がいいのです。
そしてヒプノセラピーと呼ばれているものにも種類と言うか流派があります。
心理療法としてのヒプノセラピーと、スピリチュアルとしてのヒプノセラピーです。
心理療法としてのヒプノセラピーは、代々精神科医が症状を治すために使ってきたものです。
アメリカ、ヨーロッパでは認められています。保険適用にもなりますし、裁判でも証拠になります。
但し、そちらでは医師しか行えません。セラピストが出来るのは禁煙、ダイエットなどの行動療法
としてだけです。ですから、この流れのヒプノセラピーと、そしてもう一方、スピリチュアル的な
ヒプノセラピーがあるのです。どうして混ざってしまって存在しているのかですが、それは日本では
医師に限られていないことと、ヒプノセラピーに前世療法が入って来たからもあります。
もともと前世はスピリチュアルなヒーラーや占い師などがチャネリングをして前世を視るって形に
なっていたからです。精神医療としてやってきたヒプノセラピーは、無意識の意識化です。
外部の情報は何も入れません。原則として無意識には何も入れてはいけないのです。
ですがスピリチュアル系の前世療法は、セラピストがチャネリングして得たイメージを言います。
ですから精神医療とは別の流れのヒプノセラピーとなってしまっているのです。この場合は、自分の
中から出て来たものではないことを言われます。それはヒーラーなどが感じ取った情報です。
それがクライアントの意識に落とされてしまうのです。でもそれ、どうでしょうか。あなたの前世は
お姫様よ。そして敵国に監禁されていた~とか、前世で人を殺しているから今、苦しんでいる~とか
あなたの前世は、修行僧だとか、だから魂がうんぬんかんぬんとかね。それが間違っているとか
否定しているのではありませんよ。僕の言い分は、自分以外のところからの情報で自分の人生を
決めてしまっていいのかって話ですよ。そのヒーラーが受け取ったイメージ。それはそのような
イメージが降りてくるのでしょう。でもそれを100人のヒーラーが視て、何人が一致するのかって
ことです。そのヒーラーのイメージで自分の人生を決めて欲しくないのです。だって、それって
他人軸でしょ。また違うヒーラーや占い師に違うこと言われたら混乱してしまいますよ。
ですから自分軸に戻ってほしい訳なのです。そして答えは自分の中から出してほしいのです。
だけどね、いろいろなことをする自由があるのも事実です。ですから多種多様でいいのです。
それでも自分を守るのは自分ですよ。ですからいろいろと知ったうえで選んでいただきたいのですね。
あとはね、催眠療法と催眠術も違いますからね。催眠療法はセラピーです。目的が癒やしです。
ですから癒やすために催眠(ヒプノセラピー)を使うのです。催眠術は、パフォーマンスであり
見せるためのショーがメインです。そのついでに催眠療法として癒やしをやっている人もいるのです。
ですから、どちらも基本も流れも、やり方も違いますからね。それらを知ったうえでセラピーや
セラピストを選びましょうね。そして、どれも体験する自由もありますからね。それも知ったうえで
体験して選んでくださいね。今日はセラピーの選び方についてでした。ごきげんよう!すどうゆうじ
ACの回復に最適!感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ!


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