みなさん、またまた今日もアダルトチルドレンと鬱病のお話になります。
うつ病関係のお話はイヤ~と思われる方、しばしお待ちくださいね。
アダルトチルドレンと、うつ病のお話は、今回で終わりですからね。
一応シリーズものと言うか、いろんなタイプの原因があるものですから説明させてくださいね。
さて、今回は、トラウマ型うつ。ショック体験からのうつ。PTSD型うつとも言えますね。
このタイプのうつ病は、原因がハッキリわかっていることが多いです。
例えば、失恋したとか、大切な人が亡くなってしまったとか、事故に遭ったとか等です。
このタイプは、前回から説明した徐々に蝕まれるうつ病とは違い、原因がわかっています。
でも、そこから抜けられないのです。だからと言って、
その原因の件が起きた直後にはならないのです。
その件から、しばらく経って、もう大丈夫だろう。立ち直れただろうと言う頃になって発症します。
ですから、周りからすると、もう立ち直ったと思っているのに、オイオイ今頃なんだよ~。
みたいに理解してもらえません。時期的には、3ヶ月~6ヶ月後に発症するのです。
これがトラウマ型うつ。PTSD型うつの特徴になります。
ショックな出来事があって、傷ついてしまった原因があるので、みんな優しくしてくれます。
そしてそのショックな出来事から立ち直った頃に、ド~ンと落ちてしまうのです。
立ち直った頃に発症してしまうので、今度はみんながやさしくしてくれません。
いつまでも甘えている~とか、いつまでもいつまでも、もう忘れなさい~とか
症状自体を理解してもらえないのですね。これがPTSD型うつ病です。
ですから、自分では一生懸命に立ち直ったうえで症状が発症してしまっていて
尚且つ、それが周りの人には理解されないのですから、孤立してしまいます。
このPTSD型うつの特徴は、突然の不安や悲しみ、理由のない恐怖、動悸、息切れ、震え、
発汗、過呼吸、急にキレるなどです。パニック発作に似ているのですね。
ですから診断によりうつ病ともパニック障害とも診断されちゃいますね。
こんな状態だと外出が怖くなり、引きこもりがちになります。
そして更に孤立し、今度は孤独感も追加されます。ですから、もう死んでしまいたい~と
うつ症状に拍車が掛かってしまうのですね。
立ち直ったと思える頃に発症するのは、過緊張が解けたからです。
過緊張状態では、症状が出ないのです。
そのショックからの緊張が緩んだ時に発症するのです。
ですからそのショックな出来事のあと、3ヶ月~半年後くらいになってしまうのですね。
さて、このタイプのうつ病は、どうやって治しましょうかね。
このタイプの場合は、トラウマ治療が必要になります。
カウンセリングであれば、その出来事の表面的な感情ではなく、出せていない感情まで
掘り下げる必要があります。悲しいとか、つらかったなどの感情は、もう認識されています。
出せていない部分は、思い出したくもないほどの恐怖!
そしてその恐怖の下に隠れてしまっている、どうしてこうなった~との怒り、
どうして自分だけ~みたいな悔しさ~。
どうして自分は何もできなかったのか~みたいな惨めさ~。
どうして他人は助けてくれなかったのか~との恨み、憎しみ、
そんなの不公平じゃないか~とのまたまたの怒りなどです。
ですから、このタイプは理由がわかっているだけに取っ掛かりがラクなのですね。
その他にもトラウマ取りの方法は、けっこうありますからね。
このタイプの人は、自分に合ったトラウマ取りの方法をチョイスしてみてくださいね。
アダルトチルドレンbeアンビシャス エッ?自分でトラウマ取れるかって?
それは無理かと思います。だってそれがトラウマってやつなのですから。すどうゆうじ
ACの回復に最適!感じるだけで自由になれる幸せの12ステップ!
- 支配されちゃう人たち 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック/青山ライフ出版
- ¥1,620
- Amazon.co.jp
- ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック -/青山ライフ出版
- ¥1,620
- Amazon.co.jp