みなさん、今日はAC系、アダルトチルドレンのお話です。
僕のところに相談に来る人で、僕が「いや~怒っていますね~」とお伝えする人がいます。
なんで、そんなことを言うかといえば、その人は僕がフィードバックしなければ
自分が怒っていることにも気づかないのです。もう慢性化していて当たり前で
表現することも諦めてしまったうえで怒りを溜め込んでいるのです。
ですからその溜め込んだ怒りを認識しないのです。それが身体症状に出ます。
自律神経失調症、うつ病、頭痛、胃痛、胃潰瘍、腰痛などなどの症状に出るのです。
ですから、その解決法は、まずは自分の感情を認識することなのです。
そしてフィードバックして行くと、「どうせ言ってもムダだから言わない!」と言われます。
ここがもうAC思考、アダルトチルドレン的思考なのです。
その、言ってもムダ、変わらない、などの思考は、コントロールが前提です。
コントロールが前提で、コントロールできなくて無力を感じて自己価値観が落ちたくないのです。
ですから、言わないで我慢する的思考になっているのです。
ですが、その我慢は余計に怒りを溜めます。
その怒りが思考を歪めて、結局は対人コミュニケーションがうまく行かなくなってしまうのです。
ちなみに怒りは思考を歪め、被害的思考、被害妄想的思考を生み出します。
ですからコミュニケーションはうまく行かないのです。
物事を悪く取ってしまうのですね。良いことも悪く受け取ることになるのです。
そしてその悪い事に怒り、怒りを出そうとする圧力が掛かるのです。
でも、ここでもうまく行かない対人関係が、感情を出すことで余計にうまく行かなくなる~
と思って自分の感情を抑え込んでしまうのです。
ですから、もっと感情を溜め込む悪循環に拍車がかかって、最終的には
感情も出せずに、身動きができなくなって孤立してしまうのです。
そんなパターンが多いのでブログでお伝えしますよ。
自分の感情を感じるのは、自分の勝手です。感じてOKです。
そしてそれを言うこと、表現することは、自分の勝手、表現してOKなのです。
表現したことについて、相手がどう反応するか、ここが相手の勝手なのです。
ここが自分と相手の境界なのです。結果やコントロールではなく、相手の勝手です。
あなたは、あなたの勝手を選択できるだけです。言うか言わないかが、あなたの自由です。
そこで言ったことについて、相手が何もしない、変わらないのは相手の自由です。
伝えたことを理解しないのではなくて、その言ったことを理解したうえ(自分には関係ないと理解)
で、何もしない相手、変わらない相手は、それを選んでいるのです。
あなたが次に選べるのは、自分がその相手に言うのか、言わないのか
その相手を選ぶのか、選ばないのかの自由です。
相手をコントロールすることではないのです。コントロールはできないのです。
(ACの場合は、そのことを許さないでコントロールし合う依存関係の中にいる場合があります。)
それでも、この自分と他人(親兄弟でも)との境界を理解することで
自分の自由と、他人の自由が理解できます。
そうすると、自分の人生と、他人の人生とが明確に理解できるのです。
もし、あなたが他人のコントロールなしに、自分の自由が認められないのであれば
そこは、あなたの居るべき場所ではないのです。居たい場所ではないということです。
それに怒っていたりします。でも当たり前になっていて無意識に我慢をしていたりします。
それでも今、それを選んでいるのは、あなたなのです。嘆いても愚痴っても変わりません。
不快で苦しいと感じて、自分に適した環境を選ぶ必要があるのです。
それは誰もやってくれません。神に祈ってもやってくれません。
だってそれをどうするのか?どう生きるのか?その選択こそが与えられたものだからです。
自分で自分の人生を創る機会を与えられているのです。
だからすべては自分ってお伝えしているのですね。伝わりますか~。
今日もお読みいただきありがとうございます。すどうゆうじ
- アダルトチルドレン、トラウマ、心に傷のある人、生きづらい人、感じられない人は、
- この本を読んでみてね! 方法は何でもいいのです。自由になりましょう
!
- ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック -/青山ライフ出版
- ¥1,575
- Amazon.co.jp