みなさん、 今日は思い込んでいる思考のお話です。
自分では確実に、他人が悪いと思い込んでいて
疑いの余地がない思考のため、自分では気付けません。
ですから、この記事を読んでいただいたら、ちょっと自分はどうなのか考えてみて欲しいのです。
まず、思い込んでしまう原因のトップは、自分の中にある怒りの感情です。
これは、イライラが外に出て、爆発してしまう人も、ヒステリーになってしまう人も
怒ってはいけないと感情を抑圧している人にも共通です。
自分の中に怒りの感情が溜まっていると、他人に対してムカついてしまうのです。
ただ、笑って話をしている人に対して、「私をバカにしている」とか、
声の大きい人に対して「うるさいどうして静かにできないのか
」とか、
マナーの悪い人に対して、「どんな神経をしているのか」などと
何に対しても怒りの感情が出て来てしまうのです。
この場合、具体的に相手がいて、その行動が問題だと思っているので
相手が悪いと思っています。ですから自分では、それが当然で相手が悪いのです。
だけど、心から見た真実は違っているのです。
それは、どのようなことなのでしょうか
まず、このような思考になってしまっている人は、物事、出来事よりも先に
怒りの感情が自分の中にあります。
ですからその怒りの感情が、出所を探して、他人や社会の悪い部分に注目するのです。
このため他人や社会が悪いと思っていることは、実はそこに自分が注目して
食いついて、自分のその怒りの感情を処理したいと思っているのです。
これは、周囲からしたらもちろん八つ当たりです。ですから相手にはその怒りは通じません。
そしてこれは、無意識です。なので自分でも気づくことは出来ないのです。
ですから同じ物事、同じ出来事、同じ社会に対しても、怒る人と、怒らない人がいるのです。
その多くの原因は、数々の呪縛の積み重ねです。
上記の例の場合は、マジメでなければいけない静かでなければいけない
礼儀正しくなければいけないなどなどです。
その他にも、良い子でなければいけない!正義でなければいけない!
優秀でなければいけない!怒りを抑えていなければいけない!我慢していなければいけない!
数え上げたらキリがありません。なので今度からは、呪縛シリーズを書いて行きますね。
ひとつでも自分の呪縛に気づきラクになれたらいいですね
すどうゆうじ