みなさん、今日も呪縛シリーズです。
今日の呪縛は、「完璧でなければ愛されない」です。
この呪縛は、完璧を求められた人に入ってしまいます。
テストで80点をとれば、残りの20点について言われてしまうのです。
今度は、90点でも、また残りの10点について言われてしまうのです。
そしてやっとの想いで、とうとう100点を取ったとします。
そうすると、念願の愛、お褒めの言葉がもらえるかと思うと、
次も100点取れるかしらね ガビーン
そんなことをしているうちに、この完璧でなければ愛されない呪縛が入ってしまうのです。
いろいろ症状が出てくるのは、社会に出てからになるでしょう。
潔癖症や対人恐怖、対人緊張や赤面症、それにパニック障害といった具合です。
なぜなら完璧でなければいけないのですからね。
そしていつも100点を取り続けないとならないのです。
ですが、いつも100点を取り続けるなんて無理なのです。
誰にでも良く思われるなんてのも、不可能です。
それなのに、完璧を宿命づけられているなんて、どうなのでしょう
自分が、100点に固執すれば、100点ではない人を裁きます。
努力が足りない!怠慢だ!と、心の中で裁き、バカにして人間関係が取れなくなります。
では、100点の人と上手くコミュニケーションが取れるのかと言うと
自分が負ける屈辱は、もっとイヤなので人間関係は作れません。
では、どうすればいいのぉ
それは、完璧の基準、その物差しを手放すしかないのです。
その完璧の物差しは、本来のあなたが持っていた物では、ありません。
ですから、その物差しを捨てて、今のあなたに合った自分の物差しを手に入れればいいのです。
どんな人生を歩みたいのですか
その歩みたい人生に合った物差しを、手に入れてくださいね。
人に入れられる物差しではなく、自分で自分の人生の物差しを見つけるのです。
それが人生ごきげんよう
すどうゆうじ