みなさんは、HSPって知っていますか?
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と言って非常に敏感、繊細な人のことです。
何かの刺激に対して、極端な反応をしてしまう方々のことなのですね。
ではその刺激とは何をいうのでしょうか?
それは一般には、視覚、聴覚、臭覚、味覚、体感覚の五つの感覚を言います。
例えば光りに弱い、紫外線に弱く眩しすぎて見えないとか、強い蛍光灯の光りを浴びているとイライラするとか
雷の音が死ぬほど嫌いとか、突然の人の声や雑踏、電子音や機械音が嫌いとかです。
臭覚では人のニオイや嫌なことがあった時のニオイ、湿度、温度なども含みます。
味覚でいうと刺激物がダメというよりは好き嫌いが多いとかとして現れます。
自分では好き嫌いをするつもりではないのにもう無意識が受つけないのですね。
味だけではなく舌触りも敏感に感じ取っているのです。
ですからストレスが多くなってしまうのです。
そしてどこか他の人達とは違うと感じて人との違和感や孤独感を感じてしまうのですね。
傍からは、神経質、臆病、弱虫、内向的、引っ込み思案などと呼ばれてしまいます。
それに自分自身は緊張しすぎてうまくできないことが多かったり、人と共感できなかったり
アレルギーになりやすかったり、お腹を壊しやすかったり、頭痛持ちだったり
薬の副作用がでてしまったりとなかなか大変なストレスが多いのですね。
そんな状態の自分が社会の中で感覚の違う人達とコミュニケーションをとっていかなけらばなりません。
自分が理解されなかったり、自分の言う事が通じなかったり
、心ない言葉に傷ついたり
さまざまなストレスやトラブルが待ち受けているのです。
なんだか毎日がイヤになり過ごしていると自律神経失調症になったり
心傷つき人との接触を避けているとうつになってしまったり、引きこもりやニートにも発展してしまいます。
それなのに周りのタフな人達に合わせ競争していると自分の限界を越え、
体のスイッチがダウンし慢性疲労症候群にもなってしまいます。
ではどうしたら良いでしょうか?
それは何よりHSPにもちゃんと原因はあるのです。
運が悪いとか、運命なんてことはないのです。
まずは自分の体が生まれたての赤ちゃんのように敏感なのだと認識することです。
スナック菓子に菓子パン、チョコレート、インスタントにカップラーメン!
赤ちゃんがそんな食べ物を食べますか?
赤ちゃんが食べても大丈夫な物を食べてください。
赤ちゃんにタバコやコーヒー、お酒を与えますか?
ご自身は赤ちゃんと同じくらい敏感なのですよ。
それに赤ちゃんにそんな量の薬を飲ませますか?
あなたは大人でも他のタフな大人とは異なるのです。
どうかご自身を大事にしてあげてください。
ご自分が繊細なのは神経だけではなく、心も体も繊細でデリケートなのです。
HSPの方が少しでも安心して過ごせることを願います。 すどうゆうじ
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