今日は分け与える基準と人間関係のお話です。
みなさんは人に何かを分け与える時、どんな基準を持っていますか?
例えばアイスクリームが1個あったとします。
それを食べようとしたところ子どもが「僕(私)も食べた~い!僕(私)にもちょーだい!」と
言ってきたらどうでしょう?
そのアイスクリームを全部あげてしまいますか?
それとも半分に分けて仲良く食べますか?
それとも一口だけあげますか?
それか、これは私のだからあげません。今度買ってあげるからガマンして!と言いますか?
それとも、うるさいなぁと言ってシカトしますか?
どれが良い悪いとは言いません。
でもその基準、どこで覚えたのでしょうかね?
実はその基準はその他の人間関係、職場や家庭、友人、知人にも影響していたりするのですね。
そして例えのようにされた子は自然にそれが基準になっていってしまうのです。
誰かに指摘されたり、批判されたりするまでは気づかないままなのです。
そしてそれは分け与える基準だけではなかったりします。
「お前はバカか!」と言って育てられた子は、それが普通でそれが基準になってしまいます。
叩かれて育った子は、叩いてもいいもの、こんな時は殴るものだと潜在意識にすり込まれてしまうのです。
殴らないにしても「殴られないだけいいと思え!」との暴言や悪態は、やはり「殴る」を基準にしての
判断だったりしているのですね。
そしてそれが恐ろしいことに親の親、またその親とルーツだったりするのです。
ですからもしそんな状況であっても、実は誰も悪くはないのです。
「過去と他人は変えられない」という言葉があります。
ですが未来は変えられます。そして変えることができるのは自分なのです。
幸せの見える方へ!笑顔で過ごせる方へ
!
変えられるのはやはり自分自身なのです。
皆さんが今に気づき、過去を見ず、未来を笑顔で過ごされることを願っています。すどうゆうじ