みなさん、お久しぶりです。
今、ベネズエラでは、日本の大震災のことがテレビや新聞で大きく取り上げられています。
日本で被災にあわれた方・直接被災にあわれていなくてもご親族・お知り合いの方が被災された方、
1日でも早く状況がよくなりますように。
ベネズエラより強く祈っております。
私の活動しているラ・アスリータ村でも多くの人が、
「日本は大丈夫か?」
「トモコの家族はだいじょうぶか」
「日本は強い国だ。絶対に乗り越えられる!」
と心配してくれます。
ニュースで見る日本の東北の被災地の様子を見て心を痛めたり、
「なんとか力になりたい」と世界の裏側から思っています。
私は…、私の家族や知人は無事でしたが、
それでも何か、自分の国のために何かしたいと思いました。
日本がこんなに遠く感じたことはありません。
わたしのできること。
まずは今日本にいないのは、発展途上国の特別支援教育の質を上げるため。
だからまず自分のベネズエラでの活動を全うすることが1番。
テレビにかじりついて、
ネットカフェに入り浸って活動に支障があっては、
今ここにいる意味がない。
今週は、授業も講習会も全力で活動をしました。
あとは、現地の人の声を少しでも伝えたい。
…ということで、私の活動している養護学校で先日特別授業をしました。
「日本について知ってもらう」
「日本にメッセージを届けよう!(任意)」
日本の紹介と、今回の震災の話と映像を紹介しました。
普段あまりやる気のない先生たちも今回はすごく協力してくれた。
生徒も一生懸命話をきいて、よくよく日本について考えた。
任意にしたメッセージも全員書いてくれた。
まずは先生たちにお願いして生徒たちに「お手本」として見せました。
先生たちのこんなに一生懸命な姿初めて見ました。ありがとう。
生徒たち。
「ベネズエラのラ・アスリータ村より、2月22日特別支援学校より生徒たちより祈っています。心と心で繋がっています。」
「今日、神が新しい扉を開きました。前を向いて、神が私たちを導いて、助けてくれますから。ベネズエラはあなたたちと一緒にいます。」
「日本、強くなって!」
「JAPóN」
「これはベネズエラからのメッセージです。日本に神のご加護がありますように。」
「あなたたちに神のご加護がありますように。日本のみなさん、ベネズエラは日本と一緒にいます。」
…もっともっとあります。
ベネズエラの国民の大半はカトリックのため、宗教的な表現がふくまれます。
あと全員に世界の人がこの写真を見てもいいのかは承認を得ました。
このメッセージ、日本に送る予定です。
日本のみんな、ベネズエラのアンデス山脈の小さな村の人たちも
日本のこと、応援しています!