■シュガーハイ

先日
ふとした時に高校生の
長男が言いました

うちって
お菓子とかあまり家に置いてないし
小さい時からくれへんかったやん


チェルシーとか
チュッパチャップスとか食べたん
だいぶ大きくなってからやで


別に親を責めるような
口調ではなかったのですが
なぜ急にそんなことを
言いだしたかは謎のまま

ただその時に
我が家では
何故お菓子を子供に
与えなかったのか?
」と点について
改めて考えてみました

我が家では確かに昔から
お菓子は家に常備はしておりません

ただし友達の家や親戚の家で
お菓子をご馳走になるのを
親として拒むほどではありません

もしくはお土産でもらったお菓子を
食べるなと言っている訳でもないです

ご飯は日常的に食べますが
お菓子は日常的には食べないという
スタンスです

小さい頃から子供達にお菓子を
与えていなかったのには
理由があります

まずお菓子は子供にとって
(そして大人にとっても)
非常に魅力的な食べ物であり
食べれば食べるほど
また食べたいという誘惑に
駆られる
ことになります

普段からお菓子を食べていて
たまになくなれば
お菓子欲しい〜!」と
言うようになります

お菓子に依存するように
なってしまう
のです

逆に普段からお菓子を
食べていなければ
たまに食べれば嬉しいものの
なかったらなかったで
耐えられる
ことになります

親としてどっちの方が
手が掛からないかは
明白
です

そしてもう一つの理由
これが大きいのですが
お菓子を日常的に食べていると
間食を日常的にすることになる
そして三度のご飯をきっちり
食べないようになる
傾向があります

ご飯をきちんと食べないと
子供の身体の成長にも関わるので
非常に大きな問題となります

だいぶ前の話ですが
うちの子供がまだ長男でも
小学校の高学年だった頃
うちの家族と
会社の先輩親子(子供はうちの長男より
一つ下の学年)と一緒に
昼ごはんを食べる機会がありました

うちの子供たちは普通に
メニューを見て何食べよかなぁと
言いながら食べるものを
決めていたのですが

先輩の子は店に入るなり
アイス欲しい!
ご飯いらん!

とわめいていたのでした

先輩が親として諭しても
聞く耳は持たず
結局アイスのみを
食べていた記憶があります

聞けばこんなことはしょっちゅうで
お菓子は日常的に
与えていると言うことでした

その子は如何にも食が細そうで
かなり痩せていましたが
かと言って元気がない訳ではなく
テンション的にはうちの子供たちより
高めでした

そう
糖を取るとテンションが上がり
ハイになります


これをシュガーハイと言います

何故糖を取るとハイになるかと言うと

血糖値が上がる -> 脳に栄養が届くので元気になる
脳内麻薬とも言われる快楽物質βエンドルフィンが分泌される


この二点が主な理由です

元気ならば良いのでは?と
考える方もいるかもしれませんが

シュガーハイには危険もあります

それは既に述べたように
糖には中毒性があると言うこと
ハマると止められなくなり
もしないと気持ちが落ち着かなくな
るのです

ただでさえ子供は落ち着きのないものです
お菓子の扱いには注意をしたいのです


 

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