■能動的に休憩を取る
人間が物事に集中できる時間が
一体どれくらいなのか
ご存知でしょうか
医学的な見地から見た場合
人間が一つのことに
集中できる時間は
せいぜい40分程度なんだそうです
小学校の授業時間は一コマ
45分となっていますので
理にかなった時間の長さと言えます
そう考えると
例えば仕事を朝9時に開始して
夜6時に終わると考えても
昼食時に一度の休憩だけでは
足りないだろうと言えます
午後1時から6時までの5時間
自分は集中して仕事に
取り組んでいるつもりであっても
脳の仕組みを考えると
途中でどうしても集中できていない
部分が発生してしまう訳です
一般的に仕事中に休憩を取るのは
トイレに行くとか「あー疲れた
ちょっと休むか…」と
感じた時とかでしょうが
これは受動的な休みと言えましょう
つまり身体が休みたいと感じた時に
休む形です
身体に疲れを感じるくらいだと
脳の動きとしては
かなり悪くなってきていると
考えられますので
このような受動的な休みのとり方は
脳を効率的に使えるとは言い難い
なので休みを能動的にとってやれば
脳をなるべく集中した状態で使うことが
できると思います
能動的に休みを取るとは
学校の授業のように仕事を
一定時間やったら休憩する
これを予定を入れて実行すると
いうことです
例えば9:00-9:50に仕事
9:50-10:00に休憩
10:00-10:50に仕事
10:50-11:00に休憩…
というような形ですね
もちろん仕事の勤務体系によっては
このようにきっちり定期的に
休みを取るのが難しいかもしれません
そこについては勤務体系に
合わせてもらえれば
良いと思いますが
肝心なのは脳は長時間
集中して仕事ができないので
そのことを考慮して
あらかじめ休みを取る時間を
決めた上で仕事をした方が
効率的に仕事をこなせるということです
休むときは休憩スペースがあれば
そこに行けば良いでしょうし
トイレ以外は自席を離れることが
厳しいような環境であれば
一時間に一度
必ずトイレに行けば良いでしょう
仮に便意がなくても
トイレ(男性なら大の方)の中に入って
ぼーっとするのでも良いと思います