更新しました。累計1049万PV突破の人気作!✨️ | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

 

 

📢更新しました。累計1049万PV突破の人気作!🎉✨️

📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。」(異世界ファンタジー)
(「第4回一二三書房WEB小説大賞/コミカライズ賞(コミックポルカ)」受賞)
🌎️https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

ご愛読ありがとうございます。

📖「第690話 うまく当たればの話です。」
🌎️https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16818622173508834132

🗒️(完璧な防御というわけじゃないけどね……)

 マリコの驚きと裏腹に、ステファノは内心|独《ひと》り|言《ご》ちた。

 守りにこだわるなら「|護身具《タリスマン》」がある。あれなら魔法攻撃も防げるのだが、ステファノは護身具を商売にするつもりはなかった。

(悪用されたら困るからな)

 盗賊や犯罪者に利用されることがあってはならない。
 そして、戦争――。

 |禁忌付与具《プロヒビター》を使って「正当な理由」という使用条件をつけたところで、すべての戦争は正義の名の下に行われる。
 護身具を装備した軍隊は、そうでない敵軍を蹂躙するだろう。

(過ぎた力は悲劇を呼ぶ)

 それがステファノにとっての現実だった。

「これがあれば無敵かもしれない」

 ステファノの思いを|他所《よそ》に、マリコは魔法付与された剣を手に興奮をあらわにしていた。
 そのぎらついた目を見て、ステファノは危うさを感じた。……

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お楽しみください。

藍染 迅@「🍚🥢飯屋」コミカライズ進行中