物好きにも十数年前の電子機器「Sigmarion 3」を引っ張り出して、あらためて使い物になるようにしてやろうというプロジェクトを、開始いたしました。
そもそもSigmarion 3とは、NTT docomoが携帯を売らんがために戦略的価格で世に出した「Handheld PC」なるPDA端末でした。
OSにWindows CEというシステムを採用し、後のWindows Mobileの先駆けともいうべき製品。しかし、時代はスマホ全盛となり、盛り上がる前に消えて行ったあだ花のような存在であった。
ともかくも、アプリを揃えなければ使えないということで、残っていたCFなどのメディアからファイルを発掘。それなりに環境を整えました。
つづいてはハード環境も整えようということで、拡張機器を使えるようにチャレンジ。USBホスト機能を持っているので、外付けのテンキーとかマウスを使えないかと。
問題は接続ケーブル。
ミニUSB-Aタイプという特殊な形状なので、ふつうには見当たらない。
そこで、プラグの形状を変換するアダプタを購入することにした。
それが、こちら。
片側がミニUSB-Bプラグで、反対側がUSBメスになっています。
このままでは、ミニUSB-Aタイプのジャックに刺さりません。
そこで、ネット情報にしたがって、Bタイププラグの「肩」を削りました。
リューターでゴリゴリと。
左がBタイプ形状。右が加工後の肩を削った姿。
これで、Aタイプのジャックにきっちり刺さるようになりました。
結果、外付けテンキー、ついでに外付けカードリーダーが正常に機能することを確認しました。
この次は、マウスの動作を確認してみます。
さてさて、盛り上がるのはこれからだ!