ついてない。突き抜けて、ついてない。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

日本への帰国が近づいてきたので、荷物整理にいそしんでいる。結構大変。
整理をすると、ゴミが出る。普通に生きているだけでも、ゴミは出る。

捨てないと、ゴミは溜まる。
当たり前だわな。

日曜日の午前中、まじめにゴミ捨てに行った。
間の悪いことに、雨模様。まあいいや。傘さしていこう。

生活ゴミと、金属、ガラス瓶、プラスチック。
分別して捨てに行った。ピッチ、ピッチ、ちゃっぷ、ちゃっぷ、と。

アパートを出た途端、雨脚が強くなった。土砂降りだ。
まあ、空模様だ。お天気だ。そういうこともある。

坂道を上って行った。すでに足元はずぶぬれだ。

リサイクルごみ回収ボックスに着いた。雷が鳴った。
おーい! さっきまで、どっかで花火鳴らしていたよね?

バラバラ、バラバラ……。

「?!」

足元に、白い粒々が飛び散った。

霰だね。1~2ミリのかわいい奴。

降る? 霰? この時期、いやこのタイミングで?!

案の定。
部屋に戻ってしばらくしたら、雨は小降りに――。

やがて、晴れ間が広がりやがった。
いいけどね。お花見代わりの季節感を、堪能しましたよ。

感謝、感激、雨、霰ってね。
――やれやれだぜ。