明日(4/11)で、一つの時代が終わります。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

2年3ヶ月にわたったイタリア駐在が、明日で終了。
最終勤務日となります。

中途半端な帰国時期ですが、年度末決算という職業柄避けられない仕事を片付けての出発です。
先週金曜日に慣れない残業をやって、何とか決算は完了。

月曜日は、4月度の会計処理開始業務と、イタリア国内向けの決算帳簿確定について会計会社とメールでやり取り。本当は、身の回りの書類整理とか、データファイルの転送とか、やりたいことはたくさんあるのですが、落ち着く暇もなし。

アパートに帰れば、引っ越し荷物の整理をせねばならぬ。
かといって、洗濯はしなくちゃだし、飯も食うし、ゴミも出す。

ああ、一人って大変。


すっかり腰を痛めてしまった。無理がきかない。

最後は、時間切れ。お時間まで、できることをやりましょう。

2年強の間に、いろいろありました。世の中も変わります。
会社の向かいにある大きなショッピング・モール「Auchan」。近々、閉店となるらしい。
なんでも、別の資本に買われて、違うお店として再オープンするとのことなので、身近なお買い物スポットがなくなるわけではないらしい。

後任者にとっては、不幸中の幸いか。

先週末から、店の入り口前に旗が一杯立っていた。


イメージ 1

ナポリという土地柄から、サッカーの応援サッカーキラキラでもしているのかしらと思っていたら……。

イメージ 2

「Auchanは、私たちを見捨てた」などと、横断幕に書いてある。

どうやら、労働組合系の旗みたい。資本が変わるので、従業員は一旦、全員解雇になるのだろう。
再就職できると、よろしいが。

これもまた、一つの思い出となるのでしょうか。
横断幕を横目で見ながら、おんぼろバスに乗って、会社を離れたのだった――。