TOKIOの「ザ! 鉄腕DASH!」をよく見る。米について、考えさせられる。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

TOKIOメンバー、特に城島茂と山口達也両氏の、アイドルらしからぬ活躍がめざましい。
「DASH村」以来の農業従事は、番組の企画というレベルを超えて本格的である。

最近は、米の品種改良に取り組んでいた。


ということもあって、番組では米作りに関する「生のデータ」が取り上げられる。

  • 一粒の米が、何本の稲に分けつするか?
  • 一粒の種もみから収穫できる米の量は、どれだけか?

後者は、収穫倍率というそうだ。作物の生産性を示す重要なデータである。

米の場合、現在の農業技術では100倍を超える。150倍に達するという情報もある位である。えーん
一方、小麦はというと、現代でも20倍程度に過ぎないそうだ。

米の生産性は、小麦の実に5倍から7倍にも達する。
しかも、小麦は連作がきかない。
小麦の自給率なんて、上がる訳がないのである。(日本では)

しかも、米は炊くだけで美味しく食べられる。
粉にして、水と練って、延ばしたうえで茹でたり、焼いたりしなければまともに食べられない小麦と比べると、主食としていかに優れているかがわかる。

しかも、美味い。


気候が適した(=湿潤温暖な)アジアでは、圧倒的に米食文化が一般的だ。
美味い、安い、便利と、良いことずくめなのだ。

だから、一度米食文化に馴染むと、抜け出せなくなる。

  • 江戸時代、都市部では白米ばかり食べていたので、多くの人が脚気に苦しんだ。
  • 太平洋戦争でも、戦士は飯盒炊爨で火を焚いていたため、居場所を見つけられ、敵に攻撃された。


それでも、日本人は米を食う。
タンパク質含有量が小麦や、トウモロコシより少ないので、米を主食にしている限り大きくなれないのだが、それでも米を食っている。

笹ばっかり食べているパンダのことを、笑えない。


せめて、納豆を食べよう。

――ナポリには、ないんだよ!えーん