本体から取り外したガラクタ状態を、数年前ヤフオクで入手。
当時、勢いで2000円くらいつけたような記憶あり。
いまだに出品があり、様子を見ると、そこまで払わなくても買えているみたい。まあ、そこは良しとして。
身長13~14センチくらいでしょうか?
どうも、LEDを光らせながら、頭部を回転させ、脚を前後に動かして、パチンコ本体の画面と連動して演出していたらしい。
バラしました。

ああ、無惨。
つらつら見るに、モーターは1個。ギヤで頭部と脚を同時に動かしていたらしい。

リード線がたくさん出ているのは、パチンコ機本体に制御基盤があって、細かく信号のやり取りをしていたからでしょう。その辺はどうしようもないな。なにせ、仕様がわからないので。

ピントがぼけちゃったけど、さらにアップ。

頭部のすぐ下には、エンコーダーと見られる部品が2組。
2か所スリットが入った黒いディスクを、センサーが挟み込んでいる構造で、回転角度を検知して、モーターのON/OFFを制御していたと思われる。

さらに分解。

頭部そのものには、白色LED×2個と、赤色LED×1個を装備。簡単な基盤でON/OFFを制御していたらしい。
まったく情報がないので、どれくらいの電圧をかけていたかもわからないが、こういうものは5Vくらいが普通なんじゃない?
という安易な想像で、5Vを食わせてみた。


赤色LEDはすぐに点灯
したのだが、白色LEDがうまく点灯しない。


3本リード線がつながっているというのがミソで、3本目がON/OFFを制御する役割らしい。
(ちなみに、オレンジがプラス、茶色がマイナス、赤が制御線らしい)
手に持った精密ドライバーで3本目のリード線(赤)をタッチすると、うすぼんやりと白色LEDが点灯。
どういう状態でしょう?
その後、魔が差して9Vを加えてみたら、部品から煙が出るという悲劇
を経て、なぜか白色LEDの一つが点灯するようになる。



(たぶんサージ保護用のダイオードが壊れて、変な回路が形成されてしまったのだと思われる。赤リード線をマイナスに接続すると、白色LED点灯)

まあ、
光っている
からいいじゃん!
というゆるい妥協で、頭部はこれで良しとする。



だって、分からないんだもん。

第2課題=モーター駆動。
第3課題=エンコーダー信号取り出し。