ANMという都市交通会社のメトロ1号線にある小さな駅なのですが。
丘の中腹という変わった立地はさておいて、なんだかね、よく言えばアートの香りがするのですよ。
上りと下りの2ホームしかないんですが、その間、直線通路になぜかオブジェが置いてあります。
それはいいんですが、何でこれ?って内容。

車の列? なんで?
なんだろう、自動車開発における初期段階の「クレーモデル」みたいな質感なんですが……。
そんなにかっこよいデザインじゃないし。
そもそも、なんでカバー的なものがかかっているのか?
カバーもオブジェの一部です。

よく見ると、ただ並んでいるだけじゃなくて、後ろの車が先行車両にクラッシュしているようです。
「社会派アート」なの?
「自家用車の利用はやめて、公共交通機関を利用しましょう」的な?
意味わからんわあーー。
これだけじゃない。
地上へと、登っていく途中にはーー。

訳の分からない世界観のオブジェが、さらに展示されている。
どうみても、気持ち悪いぞ! 社会派とか、印象派とかいう問題以前じゃないか?

小さい子供は、泣くんじゃないのか? 田舎の遊園地のお化け屋敷レベルで、十分通用する不気味さ。
こんなのとかーー。

こんなのもーー。

制作意図は、なんなの? 宇宙人なの?
人間の内面とかを、表現してるの?
しっかり、ガラスのショーケースに入っているので、施設側のバックアップで展示されてるよね。
ゲリラ的アートや、落書きの類ではない。
ほんで、地上への出口。階段の壁は、落書きと思しきものだらけなのだが、そこにもめっちゃシュールな絵が混ざっている。

なんだこれ? 怖っええーー!
意味わからないけど、存在感が半端ないんすけど。
そもそも、地上に見える駅の佇まいからして、普通じゃない。
普通じゃないぞ、絶対!

これ、手前の塔?は駅の構造物ね。たぶん。
背景の建物は、隣接するアパートで、駅とは関係ないんですけど。
突っ込むところが多すぎて、頭の中が整理できません。
山?から手が出て、犬?豚?を引っ張り込もうとしている意匠の意味は、なんやねん?
ビル壁面の装飾。カラスみたいな鳥から、黄金の光が放射されている? どういうこっちゃ?

駅上の「塔」は、中途半端にちゃいちーで、ガラス張りの質感とか、やっすいのね。
山のモチーフは、繰り返し登場するんだなあ。
やっぱり、土地柄、ベスビオ火山かなあ?
普通のアパートにしちゃあ、「アート化」に対する協力具合が、半端じゃないのよね。
「絶賛公開中!」的な、ね。

違う側面も、しっかり「黄金光線」で装飾してある。
まじめにやってるよね。