今日のレッスンでは、とうとう「日本人の宗教」にまで話が進んでしまいました。
前回までの流れで、結婚式を迎えたカップルが、結婚生活での約束事をお互いに宣言するという場面。
これまた「未来形」の練習なのですが。
新郎、新婦それぞれに、こんなことを約束するというのを、想像で書かされました。
まあ、それは良しといたしましょう。
問題は、そこから。
日本の結婚式は、どういうものなの?
広いなあ! 質問の幅!
うーん……。2種類あります。神前結婚(神道式)と、洋風。
伝統的な神道式って、どういうことをするの?
神官(っていえないから、「神様にサービスする人」とか言いましたが)が、お祈りをしてくれます。
それから?
お神酒(っていえないから、「一回神様に上げたお酒を取り戻したやつ」とか言って)を、ちいさな杯で交互に飲みます。
誓いの言葉とかはあるの?
普通はありません。
ふーん……。
洋式の結婚式って、どんな感じなの?
キリスト教式と似ていますが、神父はいないし、聖書もありません。見た目だけです。
出席者は何人くらい?
50人から100人くらい呼ぶのが普通です。
決して順風満帆に会話したわけではなく……。無理やり言葉を絞り出しての会話です。
そのほか、結構細かいことも聞かれ、「あなたの家族の宗教は?」などと、プライバシー踏み込み発言もあり。
「信仰は何か?」と聞かれると、難しい。
部分的には神道、部分的には仏教という感じじゃなかろうか? 普通の日本人は。
積極的に信仰を実践している訳ではなく、慣習、儀礼の中で、形式的になぞっているような。
「ミックス」です。
という結論しか、言えませんでした。
しんどいわあ。