豆乳から、手作り豆腐を作ってみました。ナポリでね。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

ナポリでも、豆腐を手に入れることはできるんですが、かなり「わざわざ買いに行く」感じになります。
お高いしね。

ならば、作ってみようじゃないか。
そういうことで、作戦を遂行いたしました。

1) 手作り豆腐セットを買う


これは楽天さんにお世話になりました。木枠と、晒し布、そしてにがり濃縮液のセット。当然に、日本の自宅に配達してもらい、出張のついでにトランクに詰めて、ナポリへ持ち込み。
何度も買うのが面倒なので、にがりだけ追加でまとめ買いしました。

なんぼでも豆腐が作れるぜい!


2) 豆乳を買う


「手作り」というと、大豆から豆乳を作るところから始めるべきなのかもしれません。でも、面倒くさい
大豆を一晩水につけてふやかせて、ミキサーにかけて、布で絞って、云々カンヌン……。

豆乳があるなら、豆乳でいいじゃん!

ということで、これまた出張の機会に、日本のスーパーで「成分無調整豆乳」を購入。
例によって、トランクに押し込めて連れ帰りました

3) 気合を入れる

道具と材料は揃えましたが、それでもいざとなると面倒くさい

「やってみよう!」という気持ちになるまで、1か月かかりました。

4) 作る


豆乳を鍋で温め、にがりを打って、固まったものを木型に入れて、おもしを載せて、水で晒して……。

完成!


温度計もなしに、勘で80度近辺らしきところでにがりを入れるという、適当極まりない製造方法でしたが、何とか形にはなりました。

出来上がりは、こちら!

イメージ 1

あの「指でつまんで持ち上げられる奴」では、ありませんよ。
実際は、かなり柔らかめ。

食べた感想はどうなのか?


うーん……、40点滝汗

<味>
・大豆の味が濃くて、美味しい。ウインク

<食感>
・もろもろしていて、滑らかさがもうひとつ。チュー

<温度>
・30分水で晒したが、まだ若干生ぬるかった。ショボーン

どこが悪かったかという話になりますが、

1) たぶん、にがりの量が適切でなかった。多すぎたのか、少なすぎたのかが、よくわからない。
2) 豆乳の「大豆固形分」が9%と低かった。本来は10%以上のものを使うべきらしい。
3) 豆乳の温度が低かった? 湯葉ができ始めたので、温めるのを止めてしまったが、もう少し温めるべきだったのかもしれない。


この辺の、どこかではないかと。
初めてだから、こんなものですね。

いろいろ条件を変えて、試行錯誤してみるしかないでしょう。
にがりは一杯あるし。

問題は、ナポリで適切な豆乳が手に入るかどうか。

自然食品のお店にでも行ったら、みつかるかなあ?

近所のスーパーで大豆を売っていることは確認済みなので、いざとなったら、ミキサーを買ってきましょう。
高いものじゃないし。

初号機としては、食べられただけでも大成功としておきましょう!

ごちそうさまでした。