「さらばソレント」で名高き、かのソレントへ行ってまいりました。
お世辞にもリゾート列車とは呼べない、小汚い車両。

海外線沿いに進む経路なので、さぞかし風光明媚な景色が楽しめるのだろうと思いましたが、さにあらず、ほとんど町中をすすむ「生活路線」。庶民の足なのでした。
片道3.6ユーロとお手軽料金ですから、文句は言いません。行きかえりとも、なんとか座ってこられました。
観光地っぽくなってくるのは、せいぜいPompeiの周辺から。
そこからSorrentoまでは、もう目と鼻の先。
到着すると、さすがにSorrento。街並みがきれい。
リゾート感がありますね。しかも、静か。大人の街という感じ。



朝からパラパラと小雨が降る、曇りの天気。昼過ぎまで肌寒い気温だったので、すかっとした写真は撮れませんでした。やっぱり、行くなら夏場でしょうね。
本日の昼食は、「Ristorante Donnna Sofia」。
「Sofia」とは、あの「Sophia Loren」にあやかって店の名前につけたもの。

ソレントを世界的に有名な観光地にしてくれた、貢献者として、Sophia Lorenは、ソレントの名誉市民に選ばれたそうです。このレストランのお客様でもあったとか。
店内には、名女優の写真がいっぱいに飾られていました。

昼食は、Antipastaとして魚介料理の盛り合わせを注文。
新鮮なイカ、スズキ、太刀魚などをいろいろな味付けで出してくれました。
どれも美味!

この後、パスタを頂いたのですが、こちらは残念ながらイマイチのお味。65点。
前日夜の「Pastamore & Chiatamone」のパスタが、はるかに上を行っていました。
お値段は、中の上というところでしょうか?
このお店、とにかく行くのが大変!
場所がめちゃくちゃわかりにくい。Google Mapのデータが間違っているし……。
こんなアバウトな標識?を目印に、しつこく探してたどり着きました。

結構上り道を歩き疲れてしまったので、食事のあとは観光もせず、駅まで戻ってソレントに別れを告げました。

もう行き方はわかったぜ。
次は、Positanoかな?