市販のスープベース「ブロード」をちゃっかり使用。この段階で、自作感ゼロ
ですが。


とはいえ分量が少なかったので、ミネラルウォーター
で2倍に薄めました。


これでは、味にならないので、ここから「勘」による味の組み立て開始です。
まずは、クノールさんのブイヨン的な固形スープのもとで、旨みを補強。

これを一煮立ちさせたところに、残り物の野菜=ズッキーニ、ニンジン、玉ねぎとアスパラガスを投入。ぐつぐつ煮ていきます。
なんとなくパンチ
がなさそうなので、塩、コショウを少々。

味の素で保険を掛けました。
出来上がったものがこちら。

味見もせずに調味したのですが、これがドンピシャ!
鉄人なのか? 店で出されても納得の、深みあるお味。

ズッキーニは火がよく通って、口に入れるとほろりとほどける感触。青臭くなく、美味しいのです。
ニンジンは旨みが出ますよね。玉ねぎは、シャキシャキとリズムを加えてくれます。
グリーンアスパラも、緑を味わう先端部と、柔らかく煮えた根元部分との対比が面白い。
胡椒のパンチも、効きました。


ご飯の方は、イタリア産米「Originario」とイタリア産日本種米「ゆめにしき」とのハーフ&ハーフ。
レンジでチンの温めなおしに、頂き物の「塩昆布」をはらりと載せてみました。
これはこれで、贅沢。
晩酌の赤ワイン
も美味しくなるというものじゃあ、ございませんか。

日本での単身時代より、食生活には手間をかけていますね。スーパーで簡単にお惣菜を買える環境ではないので。
ようやく炊いておいた貯蔵ご飯がなくなりそうなので、ぼちぼち「外食」での探検を再開したいと思います。
食材ハントマンは、ナポリ制覇を目指すのでありました。