昨日は、映画を2本観てきました。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」と「アベンジャーズ エイジ | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

あまり期待せずに出掛けましたが、どちらもほぼ想定の範囲内の出来でした。

マッドマックスは、「世紀末物」の舞台設定。
画面は一応派手なのですが、「サンダードーム」の時のような、「そんなアホな!」と叫びたくなるような「かぶき方」が足りません。

シャロン・ストーンの熱演に、拍手を送るのみ。
あとは、もう、何がやりたいんだか?

「アベンジャーズ」はねえ。
このシリーズ、面白くないことは、既に織り込み済み。

アイアンマン単品の方が、展開が締まります。
弓矢とか、格闘技で、なんであんなに強いのって話で、寄せ集めりゃいいってもんじゃないでしょうに。

「ハルク」なんかは、追い詰められて、虐げられて、耐えに耐えたうえで、最後に怒り爆発!
そういうお約束を踏まないと、ただのデカブツになっちゃう。

水戸黄門が、首から印篭をぶら下げて歩いているようなもんですよ、アベンジャーズにおけるハルクの扱いは。

よって、作品としては期待ゼロで見に行っている訳ですが、ドンパチ派手にやってくれればよしと。
安物の花火大会を観にいく感じ?

しかし、それにしても、人工知能が暴走して?人類抹殺に走るっていうプロット、擦りすぎじゃないの?
90年前のパルプ・フィクションで使い古されているんですけど。

アイザック・アシモフなどは、この現象に「フランケンシュタイン・シンドローム」という病名?を献上している。
創造主が創造物によって滅ぼされるっていう、一種のコンプレックスですね。

あえてみどころ?を探せば、超高速で動けるおにーちゃんが、「いざ最終決戦!」という場面でヒーロー達が思い思いの武器で身を固める中、おもむろにスニーカーを棚から取り出す、という描写が面白かった。
そういう遊びは、お洒落だなあと思いますがね。

隣のおっさんが、いびきをかいて寝ていたのが、理解できてしまう2作品でした。