【Ras2-D2プロジェクト】モーター駆動について情報収集してみました。ロボットたるもの、動けな | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

前後左右に動きまわるためには、2モーターを前転/後転に切り替えて駆動する必要があります。
DCモーターを正・逆転させる回路は、「Hブリッジ回路」と呼ばれています。

回路図が「H」の文字に似ているので、こう呼ばれるようです。

Raspberry PiやArduinoで利用するためのコンパクトな回路が販売されています。
買ってみました。(写真のピックは、大きさの比較用です)

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こいつはモーター2基をコントロールできる制御回路になっています。
「L9110S HブリッジDC モータードライバ Board」という製品です。\500で入手しました。

それはそれとして、「ジャンク道」探求の課題として、ラジコン玩具の改造をめざしていますが、そいつにも当然Hブリッジ回路が使われているはずです。

たとえばこんなおもちゃですが。

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分解してみると、こんな基板が内蔵されています。

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どうやら、写真上方に林立しているトランジスターの集団がHブリッジ回路を形成しているようです。
左下はラジコンの受信回路、右下のICチップはRC用の制御ICです。

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ICに記された文字を読むと、「RX-2B」となっています。調べてみました。

どのピンが「前進」「後退」「左折」「右折」を制御する信号を出しているかが分かりました。
なので、その位置にArduinoから信号を送ってやればコントロールできる訳です。

実際に、ICチップを取り除いてそのような配線を行い、Arduinoで自走プログラムを走らせている人がいました。



ほかにも、Arduinoでラジコンの信号を再現し、アンテナに入力することでRX-2Bそのものをコントロールしている人もいました。


いろいろやり方があるもんですね。