簡単にいうと、SSH(Secured Shell)クライアント上で通常手入力するコマンドを、画面上のボタンに登録することができます。
ボタンをタップするだけで、コマンドを実行できる訳です。
ステータスバーの「+」アイコンをタップすると、ボタンを追加することができます。
「Name」欄に、ボタン上に表示されるコマンド名を入れます。
「Command」欄に、実行するコマンドを記入します。
「irsend SEND_ONCE RAS-AC25A rccool27」とか、自分が実行したい内容になります。
(上のコマンド例は、当研究所で設定したエアコンを冷房27度でONする赤外線リモコン発信のコマンドです)
Shellスクリプトはもちろん、Pythonスクリプトでも、コンパイルした実行形式ファイルでもいい訳です。
ボタンをどんどん追加していくと、こんな感じになります。

順番も文字コード順にされてしまうようです。
デザイン自由度は低いですね。
でも、いちいち長いコマンドラインを打ち込む必要がないので、なかなか便利です。
うん、悪くないですね。
ボタンはコピーすることもできるので、似たようなコマンドを複数ボタン化するときにお手軽です。
接続情報の設定は、下のような画面から入力します。
URL、ユーザー名、パスワード、ポート番号を入れる格好です。一度入力すると、次回からは何もしなくていいので楽チンです。
用途の幅は限定的ですが、それなりに使い道があるアプリじゃないでしょうか。