VNCサーバーをRPiに導入すると、PC上でRPiのデスクトップ環境を操作することができます。
リモート・デスクトップのような機能ですね。
まずは、「tightvncserver」をインストールします。
$ sudo apt-get install tightvncserver
セキュリティのためにパスワードを設定します。
$ vncpasswd
Using password file /home/pi/.vnc/passwd
Password: xxxx
Verify: xxxx
Would you like to enter a view-only password (y/n)? n
「Password」と「Verify(確認)」のところに、設定したいパスワードを入力します。
「view-only password(閲覧専用パスワード)」を設定するかどうか聞かれますので、必要なら「y」、不要なら「n」を入力してEnterを押します。
VNCサーバーを起動するには、
$ vncserver :0 -geometry 1024x600 -depth 16
のように入力します。
この例では、ディスプレイ番号0、解像度1024×600、色数16bit(65536色)という設定になっています。
今回、PCにはVNCクライアントソフトとして、「TightVNC」を導入しました。
(http://www.tightvnc.com/から入手)
VNCサーバーを終了する際は、
$ vncserver -kill :0
と入力します。
sshなどのリモート・アクセス機能と併用すれば、RPiにキーボードやモニターを接続しなくても運用できそうですね。
これはすべて個人のお勉強である。