永らくはまっていたビデオ出力ができないという問題ですが、どうやら原因がわかりました。
Raspbian WheezyのインストールにNOOBSを使用したためであるようです。
Raspbian WheezyのOSイメージをSDカードに「焼き付ける」方法に比べて、NOOBSによるインストールは手順が簡単でお手軽です。
そのお手軽さの引き換えに、今回の問題が発生しているのでした。
ネットの情報を調べてみると、NoobsはRaspbianのインストール時に、映像出力先をHDMIに固定する設定情報を
「/boot/config.txt」ファイル末尾に書き込んでいるということでした。
これはそもそもHDMIモニターの接続状態が検知できないケースが存在するため、
「大多数の人々を救うために、世の中の大勢であるHDMIモニターを使用しているものと仮定する」仕様でNOOBSが作られているためです。
それならそうと、インストール時にユーザーに確認を取るべきだと思いますね。
非常に問題のあるやり方だと考えます。
現に同様のトラブルに巻き込まれた人が、ネット上に沢山いるようです。
なかにはRPiの不良だと思って返品した人、RPiの利用そのものをあきらめた人もいるのではないでしょうか。
原因を知って、ちょっと不満を覚えました。
が、不具合を対策して前進できる=ビデオ出力ができるという喜びの方が大きいですね。
こんな感じで、ビデオ出力することができました。
■これで、「Help me, Obi-wan Kenobi!」のメッセージを投射できる!
くだらないことですが、ワクワクします。
R2-D2の陰にプロジェクターを設置して、あたかもR2から映像が投射されているかの
ように演出してみましょうか。
ううむ。くだらなすぎてにやけてしまうぞ。
++++++++
と、喜んでいたのもつかの間。
レイア姫のメッセージを再生することは、まだ完全に成功していません。
コンソールから「mplayer」を使ってストリーミング再生する方法では、画面が真っ黒になってフリーズしてしまいます。
デスクトップ環境からブラウザ上で再生することはできるのですが、例によって遅いです。
だいぶゴールに近づいてはいるのですが、もう少し工夫研究が必要です。
楽しませてくれますね。
これはすべて個人の軌跡である。