【Ras2-D2プロジェクト】Hasbro R2-D2を科学する。音声認識がなかなかに難しいので | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

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小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

本日はハードウエア研究(名付けて「解体新書」)はちょっとお休みして、ボイスコマンドによる音声認識操作についてレポートいたします。

Hasbro R2-D2には、4つのモードがあります。
  1. Companion mode
  2. Game mode
  3. Command mode
  4. Cource mode
の4つです。

基本となるのが「Companion mode」で、R2-D2と会話を楽しむモードになっています。
「Hey, R2!」と声を掛けると、ピポっと声を発して頭を左右に振ります。

この状態で、R2は次のコマンドを待つスタンバイ状態になります。

ここで、「Go on patrol!」というと、R2は部屋を歩き回ってパトロールします。誰かを見つけると、音を発してコマンド待ち状態になるそうです。(部屋が狭いので、まだ試していません)

「誰かを」というくらいなので、家具などの物体には反応しないのだと思います。となると、赤外線センサーで体温を検知して、生物のみに反応するものと予想しています。

「Light beam!」と命令すると、頭部のライトが点灯します。暗い部屋でやってみると、雰囲気が出るかもしれません。もう一度命令すると、消灯します。

「Play message!」と命令すると、お馴染みレイア姫のメッセージが再生されます。残念ながら音声のみの再生です。ぜひ、動画を投影するように改造してみたいですね。

「Be quiet!」というと、R2はおとなしくなります。YesとNoにあたる反応だけは、音を出すようです。
「Speak up!」というと、通常モード(おしゃべりなR2)に戻ります。

「Don't move!」というと、R2は勝手に歩き回らないようになります。逆にいうと、放っておくと勝手に歩き出すということです。その辺が自由で、おもしろいのでしょう。

2歳くらいの幼児みたいな感じです。

R2は気分屋なので、ときどきご機嫌斜めになります。そうすると、頭部のインジケーターが赤く光ります。(通常は青く光る)
こうなると、いうことを聞きにくくなるので、ご機嫌を直すには、「Behave yourself!」というと通常モードに戻ります。

「Time out!」と命令すると、部屋の角に行ってじっとするそうです。(まだ、試していません。部屋が狭いので……)
若干文句を言ったり、すねて肩越しに振り向いたりするようです。
やがてスリープ・モードに移行するとのこと。

いうことを素直に聞かないときは、「Behave yourself!」といってから「Time out!」を繰り返すといいそうです。

さて、お楽しみのコマンドは「Do you remember...?」です。映画に登場するいろいろなキャラクターの名前を次に告げると、R2の相手との関係によって反応が変化します。

「Reset system!」というと、現在の状態をリセットして初期状態に戻ります。


と、淡々とレポートしていますが、R2はいうことを聞いてくれないこともままあるので、その辺もひっくるめて楽しむという設定になっているようです。

それも「遊び」としてはいいんですが、「Ras2-D2プロジェクト」としては確実に命令を聞くロボットに作り上げたいと思っています。

さて、本日の締めくくりに「Easter Egg」といわれる隠しコマンドをひとつご紹介します。

「Do you remember...?」の後に、「Anakin」といい、次に「Do you remember...?」で「Darth Vader」というと、「Imperial March」を演奏します。ダース・ベーダーの登場曲ですね。

よくできてるわあ。

これはすべて個人の酔狂である。