信長はフリー・メイソンじゃなかったのか? そう疑わせる伝聞。 | 「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

「藍染 迅(超時空伝説研究所改め)」の部屋

小説家ワナビーの「藍染 迅(あいぞめ じん)」です。

書籍化・商業化を目指し、各種コンテストに挑戦しながら、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、アルファポリスなどに作品を投稿しています。

代表作は異世界ファンタジー「「飯屋のせがれ、魔術師になる。」。

明智光秀が本能寺の変で信長を討った理由として、日ごろの迫害に対する恨みを上げる説がある。

一つのエピソードとして、「髑髏杯事件」がある。
髑髏=頭蓋骨で作った盃に酒を注ぎ、信長が光秀に飲み干すことを強要したというのだ。

これっていま風にいえば「パワハラ」であるが、いやがらせにしては手が込んでいる。
髑髏で杯を作るのには、手間も暇も相当にかかる。

実はまっとうな儀式だったのではないか?

フリー・メイソン入会の儀式として、髑髏で作った盃にワインを注ぎ、それを入会候補者に飲ませるという風習がある。けっして悪魔的な儀式ではなく、生命のはかなさを知らしめた上でそれを大切にさせるという意味があるらしい。

信長が光秀に課したのも、そういう儀式ではなかったのか?

また、信長についてイエズス会のフロイスは当初肯定的な評価をしていたが、後に酷評している。
キリスト教の「敵」というべきフリー・メイソンであることがわかったからではないのか?

そういう「軸」で本能寺の変を読み解き直すと、まったく違った絵が浮かび上がってくるかもしれない。
それもまた妄想の楽しみといえよう。

これはすべて想像の産物である。