やっとの1本。50㎝とサイズこそイマイチですが、念願の千葉シーバスです(嬉)。
ヒットした時間が16時半頃と、この日の夕方のマズメ時でした。改めて、地合いの大切さを感じましたねぇ。スタートは14時半。実釣時間は14時半~17時半でしたから、潮の状態は干潮から上げ3分までになります。
ちなみに、釣りやすい時間帯の事を『上げ3分下げ7分』といいます。干潮を0とし満潮を10と考えます。干潮から上げになり水位が3/10位の時、ないしは満潮から下げになり水位が3/10位の時という意味です。これは逆数も然り、つまりは水位が干潮や満潮後に1/3位動くと、魚の活性が上がるという先人の教えです。
実釣からしばらくは生命感のない海。『今日もダメかなぁ』と諦めかけた頃に、足元で小魚が活発に泳ぐ姿が見られました。頃合いは上げ3分。いいタイミングかもと、再度の集中を。
更には赤クラゲが見えました。これ、僕にとっては勝ちフラグ(笑)。赤クラゲは毒がありますから、糸に触覚が絡まったりして触れてしまうと危険です。しかし、近年では小魚のエサになっているとの研究もあるそ~です。
僕の経験則では、白いクラゲはよく見ますが、釣果に繋がりません。しかし、赤クラゲを見ると釣果に結び付く事が多いんです。研究結果との関連性は分かりませんが、小魚が寄ってくるきっかけになるのかもしれません。
そして待望のヒット。懐かしい感触がロッドから伝わりました。ガツンと重量感のある強烈な引きを受け、ロッドはしなりリールからは『ギリギリギリ』とラインが引き出されます。魚の抵抗が強く、リールを巻けない。時間にして30秒程でしょうが、もっと長く感じましたね。息の抜けないガチのやり取り、これぞ釣りの醍醐味です!
魚を取り込む際、周りにいた釣り人がネットですくってくれました。それだけ派手なヒットだったんです。マンガみたいなロッドのしなり方をし、リールのドラグ音はギリギリ鳴りっぱなし。いかにも大物を予感させる感じと。
しかし、実情は50㎝のシーバス。型は良かったんですが、本来ならそこまで引きません。これは『スレ』といって、フックが口に掛かったのではなく、それ以外の場所(今回はエラ)に掛かったんです。こうなると、魚の暴れる感触が増大し、思った以上の手応えが出ます。
ヒットルアーは、メタルバイブ系30g。デイゲームでは定番ですね。海が濁っていたので、ゴールド系カラーを選びました。アクションは、ただ巻き。魚の活性が高いので、攻めのルアーが有効と考えましたので。
久しぶりのシーバス。もう何年もお目にかかってません。2017年以来ですかね。そして、千葉での釣場散策も4回目にして結果が出ました。ネットで助けてくれた釣り人も、ベテランらしき釣り人も、一応に祝福してくれましたし。こうゆう時の、場の一体感は楽しいですね。派手な演出でしたし。
しかし釣れて良かった。初の千葉のシーバス。略して『チーバス』なんちゃって(照)。
↓関連ブログ