りゅーき@釣行日和

りゅーき@釣行日和

【設立2013年03月】シーバス釣行記ですが、日常の徒然事も。【更新2021年12月】故郷横浜を離れ大阪に移住。

【メインタックル(2013/03/13より)】
ロッド:エクスセンス S906M/AR-C
リール:エクスセンス LB C3000HGM
【サブタックル(2016/01/09より)】
ロッド:ボーダーレスBB 380M-T
リール:エクスセンスBB 3000HGM

地震・雷・火事・親父。怖いものの例えに使われるフレーズですね。かつての日本は家父長制が色濃く、その為に父親の威厳は凄かったんだと思います。

現代社会ではどうでしょう。そうゆう親父像は、今や絶滅危惧種。都市伝説級の扱いかなと。時代的には『地震・雷・火事・家内』だったり(苦笑)。


『地震・雷・火事・親父』のフレーズをネットで検索したら、語源は『地震・雷・火事・大風(おおやじ)』とありました。オオヤジ?初めて聞く言葉に驚きを(諸説はあります)。

大風(おおやじ)は、台風の昔の呼称でして、この他に『出水』『暴風』『洪水』などと言われてたそ〜です。また、平安時代には『野分(のわけ)』とか、江戸時代には『颶風(ぐふう)』とか。


台風という言葉は、明治時代に学術的に定められました。それまで、気象上では『颱風(たいふう)』と表記してましたが、当用漢字(注)が定められてからは『台』の字を使うようになったんだと。


【当用漢字】

難しい字体をやめて簡単な字体を使用するようにと、内閣が告示した字体表。


【常用漢字】

日常生活で一般的に使用される漢字。文部科学省が定めたもの。


常用漢字は、当用漢字の後継として制定。昭和56年の常用漢字表の公布により、当用漢字表は廃止に。



台風以外の災害も、昔は違った呼称があったようです。

・地震→なゐ(漢字は同じ)
・雷→鳴神(なるかみ)
・火事→過事(くわじ)
(これも、諸説ありますので)

ただ、台風以外は江戸時代には定着してた様子で、いわば台風が一番新しい訳です。

『地震・雷・火事・親父』のフレーズが生まれたのも、江戸時代とありました。『大風』を『親父』に掛けた、当時なりのギャグだったのかなと。

このギャグが独り歩きをして有名になり、その後の明治時代に大風が台風に変わってしまった。だから、親父と台風が繋がらなくなったのかもしれませんね。


地震・雷・火事・大風。時代は変わり、大風は台風と。個人的には、台風よりは大風の方がしっくりきますが、そもそも台風の語源はタイフーンから来てるとも言われてますので。

米国だとハリケーン、中東だとサイクロンになるんでしょうか。ちなみに、欧州には台風が発生しないとありました。温度が関係してるみたいです。

まだまだ知らない事はあるんだなぁと。