ケータイで生態系を壊したヒトの功罪 | いろんなコトが見えてくる♪ 『ハイパーマルチの自然志向』で快適生活をGETしよう!

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ヒトは地球上の生命体のひとつ。そんな何でもないようなことを理解するだけで、日常生活がストレスなく快適に過ごせるんです。
体験談をふんだんに盛り込んだ、面白く役に立つ自然志向の話の引き出しを開けてみませんか? 色んなコトが見えてきますよ♪

■自然界はバランスがキホン、良いこともあれば弊害もある

 

ケータイは本当に便利がいいものです。

とにかく思い立ったらすぐにアクセス、話したいときに会話ができ伝言メールも思いのまま、記録が残るので後々確認もできるしリアルタイムに写真だって送れる。

 

メモっていた時刻表はカメラでカシャッ♪ 好きな音楽まで聞ける上、迷子になってもGPSで定点を所在確認…。

 

今さらながらメッチャ便利な現代文明の利器ケータイですが、思わぬ弊害もあったりします。

 

ご存知の通り自然界は食物連鎖を含め生態系のバランスで成り立っていますよね。

何も食の見地だけのバランスではありません。

ケータイはヒト自体の生態系を壊しているんです。

 

■ケータイでヒトが失った代償とは

 

その昔、といってもケータイ普及前の事例で追ってみましょう。

 

「外出先で相手に連絡を取る」方法です。

ケータイのない時代に相手に連絡を取るとなれば公衆電話ですね。

 

公衆電話で連絡をとるときのヒトの行動は、

・10円玉を用意する

・10円玉がなければタバコやジュースの釣銭で用立てる

・公衆電話を探す

・公衆電話の場所を記憶で辿る

・公衆電話の場所を人に聞く

・公衆電話を並んで待つ

・電話番号の記憶をたどる

・電話帳で番号を探す

・電話番号をメモる

・待っている人がいるので早めに済ます

・要点を絞って要件を済ます

・待ってた人に一礼する

 

ざっと思い浮かべるだけでもケータイのない時代に外出先から電話をするには、これだけの労力と頭を使う行動をしていたわけです。

 

探す、歩く、工夫する、計画する、書く、気を遣う、要約する、礼をする…etc

 

手のひらにも満たない小さな画面上で指先ひとつですべてが叶うメリットの大きい時代の利器ケータイ電話ですが、

失ったモノも大きいのです。

 

ヒト自体の生態系は、人が変えているんですね。