夜中の3時スマホの画面がやけに眩しく感じながら

「あと1個だけ」と検索を続けている自分に気づいたこと、

ありませんか。

 

 

気づけば朝で目は真っ赤。

でも頭の中は新しい知識でパンパンで、

なんだか妙に満たされている。

これ、HSS型HSPあるあるの「過集中」です。

 

 

 

 

興味の対象が見つかるとそのテーマについて

調べずにはいられなくなる。

ブログ、論文、YouTube、口コミサイト……

手当たり次第に情報を集めて、

気づけば友人より詳しくなっている。

 

これ実はHSS型HSPにとってかなりあるあるな現象、

『一晩でにわか専門家になる』です。

 

 

心理学ではこの状態を「フロー」や「過集中」と呼びますが、

背景にあるのは脳内の報酬系の働きです。

新しい情報や刺激に触れるたびにドーパミンが分泌され、

「もっと知りたい」という欲求が加速していく。

普通なら疲労や眠気がブレーキをかけてくれるのですが、

その信号がうまくキャッチできないまま突き進んでしまうんです。

 

 

 

 

これがHSS型HSPだとなぜここまで極端になるのか。

理由はシンプルで、

刺激を求める気質(HSS=High Sensation Seeking)と、

情報を深く処理する気質(HSP)が同時に働くからです。

 

 

普通の人なら「気になるな」で終わる好奇心が、

HSPの特性によって細部まで丁寧に処理され、

関連情報まで芋づる式に掘り下げられていく。

 

しかもHSSの刺激希求性が「もっと新しい情報を」と

アクセルを踏み続けるので、

ブレーキとアクセルが同時に全開、

というかなり忙しい状態になるわけです。

 

 

 

 

大事なのはこの過集中自体は悪いものではないということ。

むしろ短期間で専門知識を吸収できる力は大きな強みです。

問題は「いつ止まるか」を自分で決めにくいこと。

 

 

対策としておすすめなのはタイマーをセットして

「あと10分」で一度立ち止まる練習をすること。

それから興味が湧いた瞬間に

「これは今夜掘り下げるべきか、明日でもいいか」

を一呼吸おいて考えるクセをつけること。

 

過集中のスイッチを完全に消す必要はなく、

「自分でオンオフを選べる」状態を目指すのがポイントです。

 

 

 

 

 

ちなみにこの過集中状態を指して

「これってADHDっぽいのかな」

と感じる方もいるかもしれません。

たしかに「寝食を忘れて没頭する」という現象自体は

よく似ています。

ただ背景にあるものは少し違うと言われています。

 

 

HSS型HSPの過集中は、

刺激を求める気質と情報を深く処理する気質が組み合わさって起こる、

いわば興味主導型の没頭であることが多いようです。

 

一方でADHD特性による過集中は、

注意のコントロールの働き方に由来するとされ、

必ずしも興味の有無に関係なく起こる場合もあります。

 

 

 

もちろんこのあたりは重なる部分もあり、

はっきり線引きできるものではありません。

「自分はどちらだろう」と気になった方は、

セルフチェックだけで判断せず、

専門家に相談してみるのも一つの手だと思います。

 

 

 

 

 

好きなことにとことん向き合えるのはHSS型HSPならではの才能。

うまく付き合えば、それはあなたの武器になります。