前回のお話です。
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ついに大学4年生になりましたモンチッチ。
大学生活もいよいよ終盤戦に入ってきました。
私の専攻は「リハビリ」
でもそれと並行して、
教職課程も履修していました。
教職を取るということは、避けて通れないものがあります。
そう。
『教育実習』です。
私は母校の高校へ実習に行くことになりました。
担当教科はもちろん「体育」。
そして体育科の教育実習、
これがなかなかハード。
私の頃は3週間ありました。
それでも長かったのに、
さらに今は4週間らしい。
増えてる…
普通の教科より長いだけでも大変なのに、
体育科はさらに特殊でした。
というのも、「体育」だけじゃなく
「保健」も教えるんです。
つまり実技も座学も
両方準備しなければいけない。
授業内容を考えて、
指導案を書いて、
教材を準備して、
毎日の授業レポートを提出して、
さらに指導教員の先生から指導を受ける。
加えて教育実習の山場とも言われる
「研究授業」が2回。
しかも私の担当になった先生が、
とても熱血な先生。
学生時代から知っている先生で、
当時は話しやすくて好きな先生でした。
でも「先生」として向き合われると、話は別。
もう、めちゃくちゃ厳しい(泣)
もちろん理不尽とかではないんです。
ちゃんと教育に本気。
生徒に本気。
授業にも本気。
だからこそ、実習生にも本気。
ただ、その熱量に対して当時の私はというと…。
正直、教職にそこまで情熱がありませんでした。
免許は取ろうと思っていた。
でも「学校の先生になりたい!」
という気持ちはなかったんです。
(世の中の先生方ごめんなさい)
この「熱量の差」が、
実習をかなり苦しくしていました。
先生は本気で指導してくれる。
でも私はそこまで同じ温度で返せない。
今思うと、指導教員の先生からしたら
かなり複雑だったと思います。
自分が人生をかけて向き合っている仕事を、
「そこまで目指してないです」
みたいな学生が来てるので。
そりゃ厳しい言葉も出ます。
当時の私はそれをただ
「しんどい」としか受け取れませんでした。
毎日「早く終われ・・・」
そればかり考えていた気がします。
でも今なら分かるんです。
興味のない相手には、
人ってそこまで本気で向き合わない。
厳しい言葉って、ある意味エネルギーが必要なんですよね。
どうでもよかったら、適当に流せばいい。
それでも向き合ってくれていたのは、
きっと「教育」への愛情があったから。
そして実習生の私にも
「ちゃんと学んでほしい」という気持ちがあったからなんだと思います。
あの頃は全然わからなかったけど(笑)
でもその実習を通して強く感じたことがあります。
教育って、本当に責任が重い。
先生の一言や態度って、
生徒にすごく影響を与える。
何気なくかけた言葉が、
その子の記憶にずっと残ったりする。
だからこそみんな本気なんだなと知りました。
そんな熱量低めだった私ですが、
意外なこともありました。
実習期間中生徒から
「先生みたいになりたい」
と言われたんです。
これにはかなり驚きました。
正直自分では全然うまくできている感覚なんてなくて、
でも生徒に対して雑に接することだけはしたくなかったんです。
ちゃんと話を聞く。
適当に流さない。
そういう部分を生徒たちなりに
感じ取ってくれていたのかもしれません。
あの時は本当に毎日必死で、
とにかくしんどかった教育実習。
でも今振り返ると、不思議と嫌な記憶ばかりではなくて。
むしろ、「ああ、あんな時期あったなあ」と思える、かなり濃い経験。
そしてあの熱血な先生の気持ちが、少しだけ分かる年齢にもなりました。