前回のお話です。
慣れない土地にも慣れ、
友達もでき、
部活も頑張り、
それなりに中学生活を楽しんでいたモンチッチ。
そんな中学1年の終わり頃、
新たな出会いが訪れます。
家庭教師の先生との出会いです。
初めての家庭教師です。
英語専門の女性の先生。
それまでも特別英語の成績は
悪くはなかったと思います。
(どちらかというと数学の方が・・・・汗)
確か教員をしていた伯母の知り合いの方だったかなと記憶してます。
家庭教師、
なんですが
月に1度その方のご自宅に行き、
お茶やケーキをいただきながら
勉強を教えていただいてました。
その先生の勉強の仕方がとても面白く、
教材は先生が選んできた英文の絵本や物語の本、
その本を先生と一緒に翻訳していくというものでした。
一番初めはアメリカの小学校で使う英語の教科書、
その次は絵のキレイなディズニーの『美女と野獣』の絵本、
その次は厚めの『不思議の国のアリス』でした。
最初はすでに教科書として使われているもの
だったので、
問題を解いていくだけだったのですが、
日本のものとは絵も作りも違って、
それが新鮮で面白かった。
その次の『美女と野獣』
ここからがこの先生の真骨頂です。
事前に自分で単語を調べ、翻訳していき、
一緒に答え合わせをしていくのです。
この本は本当に絵がキレイだったので、
それはそれは面白く取り組んでいけました。
ただ、学校の授業に沿った内容ではないのです。
今習ってる文法とか構文とか、
そんなものは一切無視、
ただひたすら絵本を翻訳していくのです。
なのでしばらくは英語の成績は上がりませんでした。
楽しかったから嫌だとかは思わなかったけれど、
(ケーキも食べれたし 笑)
いいのかなぁとはぼんやり思っていました。
これについては習い始めの時に先生もこう言っていました。
「私のやり方は学校の真逆のやり方。
だらかしばらくは成績は変わらないと思う。
でもいつか学校の授業と私の授業の進みが交差する時が来る。
その時に成績は必ず上がるから大丈夫よ。」
私は私で「へぇ~」としか思わず(笑)
そのまま家庭教師の先生に習っていました。
そうやって過ごしていって1年もたたない頃だったと思います。
その時がやってきました!
「なんか最近英語のテストの点がいい気がする・・・」
これがたまたまではなくずっと続いたのです。
「そういうことかーーー!」
そこからは英語が楽しくなっていきました。
英語辞典を開くのも楽しかった。
そしてみるみる英語の成績も上昇していきました。
勉強が楽しいってことを
初めて経験した瞬間だったのかもしれません。
ただその次の『不思議の国のアリス』は急に難しくなり(汗)
そのアリスを少し解き進めた頃に、
先生のご懐妊が分かり、
別の先生に代わることになりました。
後任の先生とは高校2年の秋頃までお世話になり、
その後は大学受験のため塾に通いだしました。
その頃英語の成績はそこまで良くはなかったですが、
英語が嫌いという感覚にはなりませんでした。
正直今は英語苦手です(笑)
でもあの絵本を解いていた時のことは
今思い返しても楽しかったし、
これからまた好きな本を翻訳してみるのも
いいのかもなぁと思えるほどです。
ただ答え合わせができない(笑)
この先生との出会いでは
正攻法と言われる方法以外の学び方があること、
勉強って実は楽しいんだよってことを
教えてもらった気がします。
そのおかげでしょうか。
大人になった今も何かを学ぶことに興味深々で、
新しいことを学び知ることで
自分の世界が広がることが楽しいって感じる。
そしてこれはむしろ大人になったから
言えるのかもしれないけど、
「勉強したい」という言葉を
堂々と言えるようになりました。
もちろん仕事に必要だからってこともありますが、
私にとって「勉強する」ということは
決してハードルが高いことではありません。
英語だけでなく、
その楽しさ、醍醐味も一緒に教えてくれた先生には感謝しています。
間違いなく私のこの興味をとことん追求する
HSS型特有の特性に必要なものです。
ただ英語が得意にならなかったことだけが我ながら残念・・・(汗)
