
世界一小さい三ツ星料理店「小十」に伺いました。銀座8丁目の旧店から今年の6月に移転されましたが、カウンター+個室の席数はほとんど変わらず広さが略倍になったそうで、今は世界一小さくない様です。
修業された青柳の由来でしょうか鳴門の鯛や九州の食材によるお料理は、まさに三ツ星の味を維持しようと言う気持ちが伝わってきます。
雑誌やマスコミで頻繁に採り上げられており、開店の頃と比べると場所もお値段も大幅にアップしているので色々揶揄する声も有ります。事実、お任せのコースも新店では26,250円と旧店の時から倍になっています。
しかし、奥田さんの著書を拝見したり実際ににお会いして見ると大変素直な方で、三ツ星の獲得は終点で無く起点として、三ツ星に相応しい店を目指し始めたと考えた方が良いと思います。
以前は奥様と二人で切り盛りされている様な状況でしたが、サービスのスタッフも個室に2名配置されています。やはり、料理・サービス・居心地などで三ツ星を追求すればコストが掛かるのは当然かもしれません。
ビストロや鮨屋で星を辞退される料理人もいますが、目指すイメージが違うのであれば当然の事とおいますが、奥田さんは三ツ星の持つ意味をしっかり受け止められ、それに応える道を真剣に考えていらっしゃる事が良く判りました。
個人的には以前の様に一万円で三ツ星の味が堪能できる店を維持して頂きたいと思いますし、今のお値段では個人では伺うチャンスも無いとは思います。
しかし奥田さんの今の思いを誰も止める事は出来ませんし、ましてや商業主義に走り過ぎ、小十はどこへ向かうのか、等との批判には組みしません。
一寸オーバーかもしれませんが今回伺って、お会いしてますます小十を銀座(=日本)の星として応援しようと思った次第です。
写真は店名の由来の西岡小十のお茶碗です。
御馳走様でした。拝
東京スカイツリー人気で盛り上がる押上にオープンして3年となるワインバーです。
写真でご覧の様にカウンター+樽のテーブル数卓で壁面一杯にワインが並んでいます。
元々味噌屋さんを営んでおられましたが倉庫を改造した店内は落ち着いた雰囲気で、押上の昭和レトロな佇まいとは別世界です。
料理は何を頼んでも外れ無しですが、どのテーブルにも並ぶレバームース・パテ・生ハム等の前菜盛り合わせがお値打ちです。名物のストウブ(ココット)鍋の中ではトリッパの煮込みも美味です。
アッパー業態として向島に葡萄亭と言うフレンチを経営されている事も有り、ワインバーですが料理の完成度は高く 食事目的でもお勧めです。
ワインの品ぞろえも豊富で、且つ押上価格!!で by the グラスの種類が多いうえに テイスティング(75cc)・グラス(120cc)・デカンタ(375cc)と楽しみ方にも工夫が見られます。



