沖縄でPTAの集いなどに山羊汁(山羊鍋)が定番と言う話を聞きますが、以前、恩納村辺りのサトウキビ畑の中にある山羊汁屋で食べた時はかなり硬い肉で臭いも強烈だった記憶があります。

今回は那覇の中心地の飲み屋街で「山羊料理」と言う看板を掲げているので期待を込めて再挑戦です。


わたし的旬なアラカン生活
場所は、ゆいレール(モノレール)の安里駅の近くです。

店はカウンターと茶の間の様な座敷で地元の常連さん中心ですが、とは言っても沖縄の方は排他的では無いのでご安心を。

刺身は柔らかくマトンのようで生姜と酢醤油でフーチバ(ヨモギ)を添えて美味しく頂け、まずはホッと一息。「たまたま」の刺身も丸いウドの様な色で食べると弾力があり泡盛と良く合います。料理は定番のチャンプルー類、ジマーミー豆腐、もずくの天麩羅、人参しりしり(お弁当のおかず定番)そのほかゴ―ヤを空煎りした珍味等々家庭料理を堪能できました。それにしても前回の山羊と比べ食材が全く違うとしか思えませんが、女将によれば素材も大事ですが下処理を丁寧に行う事がポイントとか・・・


学生時代(昭和40年代)は銀座で食事、と言うとかなり気合を入れて行く店ばかりでしたが、「みゆき通り」のキャンドル本店はお財布に易しい店でした。いつも定番「チキンバスケット」を頂いた日々が懐かしく思い起こされます。いつの間にか店も閉店と成り、思い出の中の存在でしたが元の支店で再開した事をタベログで見ました。

相当評価が別れ、味はさて置きサービスに関してもあまり良い評判ではなさそうでしたので取敢えず昼飯に行ってきました。

注文は980円のハッシュドビーフ(所謂ハヤシライス)ですが、とても伝統的なデミグラスで存在感の有る一品でした。料理の提供時間、接客態度などブログで言われている様な事は無かったです。

私の印象としては、極めて基本に忠実なデミグラスやぺシャメルソースは昔と変りないのですが、基本に忠実なだけに今時の洋食として個性が出しにくいのも事実です。

そういう点でチキンバスケットはケンタが出来る前はダントツに美味しく感じたものの、「胸肉派」と「もも肉派」、「塩味派」と「漬込み派」など好みも多様化した今はオーソドックスな商品揃えで高評価は得られないのも無理はないと思います。

やはり思い出の中での存在で有り続けたままの方が良かったかな…


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前回「流石」の次は「なな樹」と蕎麦が続きます。

JR恵比寿駅の西口の「ケンタ」と「ウエンディーズ」の間を入って左側に古色蒼然とした佇まいの「なな樹」があります。入口の引戸は自動扉でないのできちんと締めて下さい。

看板の通り信州戸隠そばで、黒っぽい太切りの田舎そばです。最近流行りの女性向きの造りではありませんが、それでも場所柄女性客が多いのでちょっとびっくり。テーブルには取り放題の「野沢菜」等漬け物が置いてあります。

本日は納豆かき揚げそばを頼みましたが、他の男性常連客は「ざる」+「コロッケ&ひれかつ」+「そば米飯」の定食を頼んでいる方が多いようです。江戸前の鰹の香りが効いた蕎麦つゆではありませんが、それはそれとしてOKです。値段もお手ごろで夜の居酒屋使いも楽しめそうです。
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