10年ぶりに目の当たりにしたハチタイは、相変わらずにハチタイでした。いつも以上にマジ過酷でした。
ま、それは自分の体力が着実に10年前より劣化していたことを再確認したまでのことだったのかもしれません。

ですけどね~~
フツーできますか?コレ
アラカンじじぃが(笑)

土曜日
自宅テレビでトップ10トライアルを見て頭の中、超アゲアゲになる。
そのまま日中仮眠することなく23時過ぎにそれぞれ仕事アガリの奥さまと次男をピックして東京の自宅を出発。鈴鹿手前最後のサービスエリア御在所に寄ったものの道中走りっぱ。現地の予約してあるパーキング(一番遠いホンダ物流センター)に朝7時少し前に到着。

送迎用シャトルバスがあるのですが、うちらはキャンピングカーゴに荷物満載で行くためバスにはもちろん乗れず歩いていくしかありません。パーキングから鈴鹿サーキットランドのメインゲートまでグーグル先生によると約2.7km、徒歩38分。まわり田んぼの長閑な風景の中をクソ重いカートを引っ張ってとぼとぼ歩く。なんでこんなに重いんだ?!あ、そっか、氷と飲み物満載のクーラーボックス積んでました。そりゃ重いわけ。道も決して平坦ではなく途中からずっとだらだら上り坂。途中コンビニでガリガリ君でクールダウンさせながらも既に激汗だく。




メインゲートにはam7:40ころ到着。前日からの不眠と相まってここまでで1日のエネルギーはほぼ使い切った感じです。
ただここでハプニング。家族へのQRチケット分配は終わっていたものの、自分の分がどうもログインはじかれてしまいどうにもこうにもいかず立ち往生。パスワードの再設定を行っても折り返しのメールが届かなかったり・・・で、結局は係の人に相談しなんとか対処してもらえました。




遅れを取り返そうとチャチャチャと歩く歩く。
既にコース上をフリー走行する8耐マシンのエキゾーストノートが聞こえてきます。ぞわぞわぞわっと自分の中で沸き立ってくるものを心地よく感じながら今回自分らの秘密基地はどこにしようかと思案。10年前の前回と趣向を変えて今回は最終コーナー方面へ行こうと、一旦はこれまでで一番キツそうな坂道を大荷物引っ張りながら上がりましたが、無料スタンド席はテント張りNGとのことで、今回も前回同様にS字コーナー方面へ行こうと来た道を引き返しです。



最終コーナー界隈からホームストレートを経て1・2コーナースタンドを回り込んで行くのですがこちらも道中上がったり下がったりが激しく、既に着ているTシャツも搾れるほどの汗だくに。
2コーナー立ち上がりからS字入り口までの間のスタンド席に着。メインゲートからここまでで1.7km 22分。つまり最初のパーキングからトータルで4.4km 徒歩88分の刑となったわけです。

強烈な陽射しの下で汗かき汗かきテントを張って秘密基地が完成。早速にテントの中で苦労して持ってきたキンキンに冷えたドリンクを飲みながら寛げたのはスタートまで既にあと1時間という午前10時半頃。




スタート前セレモニーも進行していき、ドキドキの一瞬が近づいてきました。実はバイクには全く興味のないうちの次男(24歳)は何故だか鈴鹿8耐だけにはビミョーな興味を持っていて10年前の前回に引き続き今回の参戦でしたが本人曰く「ぼぉ~っといつまでも見ていられるんだよなぁ」とのこと。親から子へ。鈴鹿8耐の伝承教育が功を奏したのでしょうか?

よーい ドン★



レースが始まってしまえば、あとは余すことなく味わうのみ。
レース展開やいろいろハチャけたところなどは様々な媒体で見られるままに。最初のうちは目を皿のようにしながら順位を追っていたものの、ほどなくゴチャゴチャになるのはいつものこと。そして疲れた体に心地よく響いてくるそのエキゾーストノートはいつしか子守歌に。クッソ暑いテントの中なのに小一時間は気を失ってました。ふと目覚めると汗ダッラダラになってました。

レースの方も展開がだいぶ落ち着いてきていたので食事がてらプール入ってクールダウンしようと席を離れました。
プールは当然想定内でしたがイモ洗い状態でした。生ぬるい水の中でもプカプカ浮かんでいるだけで癒されていきました。が、水から上がってしまえばまたすぐ砂漠化してしまうんですけどね。

◾️to be continue...