今朝は各地涼しく、秋を感じさせたようですが、まだ残暑は続くのでしょうね。

   夏といえば朝茶の季節、などとよく言います。我が家は、ふた昔近くの夏、四、五日連続で朝茶を催したことがありますが、以来さっぱりで、そこら辺が、茶家と大威張りで言えないところです。ま、たしかにやって見ると、それなりに気持ちよく、私は朝茶の客に招かれた経験がないのでなんとも言えませんが、多分、客に来られた方も、それなりに気持ちよかったのではと、勝手に推測しますが、正直言って、やるのは大変。夜明けの四時からの準備じゃ時間的にきつく、三時頃から起きましたっけ。交通の便の良い現代でも、六時席入りの御客の方も大変ですよね。

    ふっと考えたんですが、この夏、東京で、朝茶は何件くらい催されたんでしょう?茶の湯の人口が減っているとはいっても、大都会の東京ですが、うーん、見当もつきませんが

案外百件を大きく割り込むんじゃないでしょうか。そりゃ、カルチュアーセンターや、家元教場などで、稽古茶事の一環として、朝茶事が催されたでしょうが、個人がどの程度、朝茶を催されたか、実は朝茶に限らず、茶事を催す環境は年々厳しくなっているように思えます。いずれ、この辺の心配を考えてみたいと思いますが。

   我が家は、この夏、朝食後、薄茶一服を点て出しで飲む習慣をつけました。これが我が家の令和の朝茶のようです。

      萍亭主