兵庫ブロック初心者懇談会、

【メンタルヘルス】4月度は

オンライン(ZOOM)で

4月28日(日)に開催致します。

エントリーは4月27日(土)

11時までです。

 

「NPO法人生活の発見会兵庫ブロック初心者懇談会」

のホームページの管理者のうちの一人ノエル君です。

 

まずは連絡先から

ruiruiponota111@yahoo.co.jp

ruiruiponota111@gmail.com

芝野まで。

どちらのメルアドでもOKです。

TEL 090-3260-7333

何でもお気軽にお問合せ下さい。

 

メンタルでお困りの方。

参加費は、無料です。

兵庫ブロック初心者懇談会は、

オンライン(ZOOM使用)で

兵庫県はもちろん兵庫県外、

全国の皆様に門戸を開いています。

何回出席されても無料です。

リピーターも大歓迎です。

会員でない方、会員になったが

森田理論がよくわからない方、

森田理論に興味のある方、

ご遠慮なくお気軽にご参加下さい。

一通のメールから、一本の電話から未来が始まります。

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私の不安神経症 ~「パニック障害」の体験~ M・N  

受け入れて治る、森田療法の治り方とは  
私は今から32年前の41歳の時、帰宅の電車の中で

突然パニック発作に襲われ、それ以来様々な苦しみと

悩みを重ねてきました。特に一旦入院森田療法で治癒

してから後に再発してからの苦しみの方が症状は軽

かったはずなのに、とても長く大変な格闘して来た

思いが有ります。
 そうした悩みを過去形で語れるように成りましたが、

現在も後遺症の「めまい」や時々「緊張感」がでる時

があります。しかし「これも私の特徴」だと受け入れ

られるようになりました。薬も量は減りましたが、

未だに毎日服用しています。これらについてよくよく

考えてみると格闘していた時期と現在との間に症状と

思える内容は本質的に大きな相違は無い事に気付きます。

「症状」として嫌がっていた時はこれらの状況になる

と緊張感が走ったり、呼吸が乱れたりしますので、

薬を増やさざるを得ません。今の様に「これも私の

特徴の一つ、一生付き合う」と割り切っていると、

一過性で済み、何ら支障は出ません。これが受け

入れて治る、森田療法そのものの治り方だと実感して

います。このような状況になったいきさつを最初の

苦悩の時から考えてみたいと思いました。

最初のパニック発作
 最初は、電車の中のパニック発作でしたが、帰宅し

てから落ち着いて夕食を済ませました。その後、夜中

になってまた不安感が押し寄せてきました。この不安感

は森田療法で学習する「欲望と不安」の不安ではあり

ません。生理的な原因で起こる、本当にいてもたって

もいられない、体の中心から起こる強烈な「不安感」

です。このような不安感はものすごく恐ろしいもの

です。その夜は自分で車を運転して救急病院に行き

ました。そこで安定剤を注射して貰い暫く横になって

やっと収まりました。こうして今に至る苦悩が

始まったのです。
 最初は、クリニックで薬物療法をしていました。

ここでの体験は今でも役に立っています。それは、

同じ症状の仲間ができたことで、仲間達は薬だけで

治って行くのです。勿論完全ではありませんが、

何かの時のために薬を常時所持していて、結構不安

と付き合いながら、クリニックを卒業して行きました。

今から考えるとある程度のところで「受け入れている」

のだと思います。「受け入れる」意味が今になって

参考になります。神経質の私は、全然受け入れられ

なくて、何時までも治りませんでした。

(と自分で受け取っていただけかも知れません。)

治りが悪いので2年後、クリニックで鈴木知準診療所

を紹介してくれ、3か月の森田療法入院生活を送る

ことになります。退院と同時に会社に復帰して

何となく治りました。

再発
 そこから、約4年、治ったと自分では思っていまし

たが、その後仕事に復帰して再び超多忙のシステム開発

に携わって3年間、終了してホッとした時に再発しました。

多分疲労のためだと思いますが、症状が出てきた時に

再び薬に頼らざるを得なかったのです。薬に拘っていた

私は再び、不安神経症を発症したのだと自覚しました。

この自覚が症状と格闘する基本的な原因だったと

今は思えます。
 再発だと自分なりに考えて、クリニックには通い出し

ました。しかし、入院する訳にも行かず、鈴木知準診療所

で名前を聞いていた「発見会」の鎌倉集談会に行ってみ

ました。ここで暫く様子を見て、半年後に入会しました。

 そして森田療法を本格的に勉強しました。勿論、

鈴木診療所でも学習はしましたが、それほどの熱意

を持って勉強した訳では無かったのです。森田療法は

症状を取る事では無く、「受け入れる」治療法である

ことは充分承知しました。頭では分かりました。しかし、

中々「治す」ことから心が移行しないのです。先輩達

からも或いは医師からも「受け入れましょう」と散々

に言われました。それでも頭の隅に「症状を取り去る

行程表」ができ上がっていて、頑なにそれに向かって

進もうとしていた部分が有ったように思います。

これが「性格特徴」にある執着性或いは完全慾という

もののなせる技かも知れません。私はこのように素直に

森田理論を受け入れなかったために症状を長引かせて

しまいました。
 そして、ありとあらゆる治療法を試みました。カウン

セリング、鍼灸治療、マッサージ等等です。でもこの

ように「治そう」としている間は治りませんでした。

これは治った今だから言えることだと思います。当時は

何故こんなに治らないのだ。と自分の運命を恨む気持

ちも有りました。

病気はまだ治っていない?
 先日私に日記を再度見る機会がありました。20年前の

日記を改めてみた結果は「今と同じではないか」でした。

症状で苦しんでいた時代の日記でしたが、その生活状況

を見ているとほとんど今と同じです。なのに「病気だから

治そう」ともがいていたのです。「神経症」だと思い込ん

でいると、少しの違和感も大きく感じて「病気はまだ治って

いない」と感じるのだと思います。当時の医師から、

症状を色々訴える私に「あなたの症状は自分で感じる程

強くはないのですよ。大丈夫です。」と言われたことを

覚えていますが、当時はとても信じられませんでした。

しかし、今から思えば本当の事だったのです。症状の強さは

日常生活の状況で判断すべきだと考えます。本人の

自覚はあてにならないものです。今、症状に苦しんでいる

人には是非この事を覚えて欲しいと思います。

症状を嫌だと思うほど、ひどく感じるのです。

一生付き合っても良いという覚悟
 このように中々素直に「治そうとせず、受け入れる」

状態に成らないのはパニック障害特有の特徴があるかも

しれません。パニック障害はそれまで全くの健常者に

突然「生理的にパニック発作」が起こります。これは「

パニック発作」は病気である。とする信念にちかいよう

な思いができ上がってしまうのではないかと考えます。

病気ならば治すべきものです。この思いは中々変える

事が困難でした。

 もう一つは「完全慾」と「執着性」の性格も影響

していると思います。後で述べる最初のクリニックで

知り合った「パニとも」とは30年来の付き合いですが、

この人たちは1年足らずで治ったのです。でも良く

考えてみると、軽い症状は今でも有るし、薬は今でも

持ち歩いています。早くに症状と折り合いを付けた

のです。つまり「受け入れたのです」。このような

性格の違いも大きいのではないかと思います。
 具体的な状況として、めまいを例に挙げてみます。

以前の苦しんでいる時にめまいが襲ってくると、

「又やってしまった」と悔やむ気持ちと、目前の世界が

回転している恐怖感で気持ちが全く動顚してしまい、

収まるまでの約15-30分は何もできず柱か壁に

捕まって汗びっしょりになっていました。横になるの

は更に恐ろしいのでできないのです。今はめまいが

起こっても「15分だけだ」と落ち着いて柱等に捕

まっています。さすがに横になると恐怖感が出ますの

で立っています。そしてこのめまいは私が死ぬまで

一生持って行くものだと覚悟が出来ているので

落ち着いていられるのです。今まで3回程精密検査を

受けましたが、どこも悪い箇所は見つかりませんで

した。時々はこのような「めまい」が起こりますが、

この程度のことは一生付き合っても良いと考えら

れるようになったので、そうひどくは感じないの

でしょう。これが「受け入れる」事の意味だと思います。

成功体験
 このような態度ができ上がるきっかけは長男の

結婚式だったと考えています。パニック障害の後遺症

「乗物恐怖」(広場恐怖もあり、理髪店、歯医者が

駄目でした)だった私は一番が「飛行機」でした。

長男は結婚式と新婚旅行を兼ねて、ハワイでの挙式を

計画したのです。その計画を知らされた時はとても

複雑な心境でした。祝福してあげなければならないし、

飛行機で6時間も飛んでゆくのはとても困難だとの

思いもあるしです。緊張しながら、羽田の出国管理を

出たところでもまだ今なら帰れるとそのような思い

ばかりがあったのです。しかしながら、長い旅行から

帰って来て、羽田に降り立った時に、本当にやり遂げた

思いでホッとしたことをまざまざと思い出します。

これがきっかけで飛行機の恐怖感が薄らいで行きました。

2年後に今度は次男がオーストラリアで長男と同じ

ように挙式と旅行を兼ねて行いました。この時は

前回の経験を生かそうと私自身に言い聞かせて

いた事もあり、緊張感はかなり少なく行けました。

ここから徐々に色々な症状を怖がらない態度が

醸成されてきたのだと考えています。

 もう一つは趣味のバドミントンです。50代に

なってから妻がコーチをしている町内会の同好会で

始めた本当の遊びのような趣味でしたが、ここで皆様

と同じように遊べている事がとても一体感を共有できて

「できているじゃないか」と感じさせるものがあった

のです。一種の成功体験でしょうか。一人前に私も

このような事ができるのだ。との思いから、薬を飲み

ながらでも普通の生活ができていれば、何の支障が

あるの?このような考え方が徐々に見について来たの

だと思います。

「嫌な思い」が無くなれば、神経症ではない
  こうした体験と、今までの苦労そしてクリニック時代

の病気仲間(パニとも)のありようから、心の病は

自分が良いと思うところが神経症とクセの境なのだと

の発見もあります。病気仲間は薬は常時持ち歩いています。

でも「もう治った」と思っているのです。私の妻は、

結婚以来ガスコンロがとても気になり一緒に確かめる

のですが、それでも寝床に入ってから必ず一度、

確認に行きます。玄関の扉もそうです。外出の時に

必ず確かめるのですが、外の道路に出てからも

必ず一度確かめに戻ります。子供達も最初は不審

がっていましたが、慣れてくると「行って来て!」

と普通にしていました。本人は「心配性なので」

と言ってはいますが、全然病気の様子はないのです。

たまたま、妻の友人にもっと激しい人がいるそうで、

何とその家から道路を仲間と歩きだしてから

4-5回は扉の確認に戻るそうです。でも本人は

「私のクセだから」とケロリとしているそうです。

このように症状の程度に関わらす、本人が病気と

思わなければクセで終わります。


 このように、「症状(クセ)+嫌な思い、これは病気

だとの思い、治さなければ」が一緒になった状態が

「神経症」と呼ばれる内容だとつくづく自覚します。

症状に悩んでいた時はそのように分離した状態を

意識しなかったのですが、今は分かります。

症状が大きくても「嫌な思い」が無ければ、神経症では

ありません。「嫌な思い」が大きいと症状はささいでも

「神経症」です。森田療法は、このうち上図の「嫌な思い、

これは病気だとの思い、治さなければ」を取り除こうと

するために難しい言葉を使ったり、症状がありながら

目前の日常生活を強いること等、この事を自覚するため

の全てであることが今は分かるようになりました。
 私はこうして、森田療法の「受け入れる」事に気付き

日常生活に支障が出ないようになるまでに10年の長い

年月を要しました。特に不安神経症は、先にも述べた

ように普通の生活をしている健常者に、突然パニック発作

と共にやってきます。治そうとする気持ちを抑えることは

でき難いのです。完全慾と執着性が有っても、もう少し

この事を早く気づいて貰えるような方法を今考えています。

それが私の役目だと思っています。    

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 ・パソコン、タブレット、スマホでどこからでも

   参加出来ます。

 ・参加ご希望の方は、開催日前日11時までに、上記まで

   メールをお願い致します。

  又出来ましたら、現在のお困りごとを簡単に書いて

  頂ければ助かります。

  URLを送信させて頂きます

〈個人情報の利用目的〉

  ご提供頂きました個人情報は、この兵庫ブロック初心者懇談会

  開催のためにのみ利用し、他の目的では一切利用いたしません。

  メールを送信されて2~3日して連絡がない場合は

   恐れ入りますが、お電話を頂けますでしょうか。

  非通知でも電話に出ますので宜しくお願い致します。

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下記は会次第です。

参加人数にもよりますが、このような感じで行います。

➀簡単な自己紹介  一人5分くらい

②NPO法人生活の発見会についての説明 

  (パワーポイント使用) 15分ぐらい

  質疑応答有り

③参加者様のお話をじっくりお聞きする。

   又、参加人数によっては、途中から班分けをして

   お話しさせて頂く場合もあります。

  (ZOOMのブレイクアウト機能を利用)

※兵庫県内在住の女性1名、男性2名、計3名で

 傾聴させて頂きます。

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・毎月第四日曜日 13時00分から15時00分ぐらい迄開催。

    ご希望があれば15時45分ぐらいまで延長致します。   

    場所 : 皆様のご自宅

        第三者に話をするだけでも気が

     少し楽になる場合もあります。

        丁重に傾聴させて頂きます。

        途中の入退出自由です。

        遅れての参加自由です。

        出来れば顔出しでお願い致します。

        入会申し込みは下記をご参照してください。

       入会の申込み | 生活の発見会 (hakkenkai.jp)

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※ NPO法人生活の発見会の集談会、懇談会は

  医療の場ではありません。

  森田療法の理論を相互学習する場です。

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リンク

生活の発見会~森田療法と神経症・自助グループ (hakkenkai.jp)

森田療法と神経症(不安障害)〜公益財団法人メンタルヘルス岡本記念財団

(jimdofree.com)

(mental-health.org)生きがい療法ユニオン (ikigai-ryoho.com